Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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イタリアンミートソース・簡単バージョン

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コストコで買ったひき肉を使ってミートソースを作りました。

好みが分かれますが、脂が少ないコストコのひき肉は我が家好みです。牛100%のひき肉は近所のスーパーでは見かけないので、たまのコストコでの買い物の時に買ってみる商品の一つです。もちろん牛に限らず、合い挽きでも豚ひき肉でもいいんですけどね。

前に長女の保育参観のことを書きましたが、朝顔の植木鉢を作るために空き缶が必要でトマト缶の大缶(840gくらい)を買いました。本末転倒のような気もしますが、空き缶ありきの買い物だったので、中身をミートソースにしたわけです。

 

そうそう、だいぶ前にボロネーゼソースのことを書きました。

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 こちらは結構リッチなバージョンなんですが、今回作ったのは簡単バージョン。ワインも入らず、豚ひき肉で作ればお財布にも優しいです。それでも手作りのミートソースは十分美味しいです。

どちらのレシピも牛乳が入るのが特徴なのですが、ミートソースに牛乳って不思議に思われるかもしれません。私はヨーロッパに行ったことはないのですが、北イタリアの伝統なんだそうです。乳製品を多用する地域だからなのかも知れませんが、牛乳が入ることで煮込み時間が短くてもこくが出るんだそうです。そんなわけで作ったその日はパスタにどーんとかけてソース食べ放題。

 

残ったソースは翌日のラザニアに。ホワイトソースではなく、ほうれん草と豆腐のクリームをプラスしています。

ギリシャのスパナコピータをイメージして。

レシピは続きで。

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キャラメルココアベーグル・りんご酵母

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光の加減かツヤツヤピカピカのベーグル。気泡もいっぱいで元気いっぱいの焼き上がりです。

キャラメルココアというと甘そうなイメージですが、生地自体はたっぷりのココアとブラックココアを配合しているので甘さよりも苦味の方がまさっています。ブラックココアはオレオに使われる真っ黒なココア。あのチョコレートのような香りはなく色付けのためなので、普通のココアも一緒に使います。ベースになる生地がビターなので、キャラメルチップを巻き込みました。チョコチップよりも融点が低いので、焼き上がりは溶けてよく分からなくなってしまいますが・・・。

 

こういった甘いベーグルは夫は殆ど食べないので、女3人で朝に食べています。男性はやっぱり調理パンみたいなのが好きなのですが、具を作るのが面倒でどうしても億劫になってしまいます。ごめんよ、夫。

 

いよいよ私の住んでいるところも梅雨入りし、毎日雨模様です。

子育てで一番嫌な季節だなーとか思いながら雨の中自転車をこいで幼稚園に行ってるわけですが・・・あ、でも梅雨が終わればこのあとに美白とは無縁の長すぎる夏が待っているし、寒風に吹かれながら外遊びに付き合う冬もあるわけです。私はまだ母歴4年の駆け出しですが、本当に体が資本だと思う今日このごろです。

 

雨は嫌ですが、梅シロップを今年も仕込みました。今年はちょっと多めの1.5キロです。幼稚園のお母さん方って意外に梅シロップだの梅干だのを作っている方が多くて情報交換をしています。梅シロップ一つをとっても、梅を冷凍させたり竹串で穴を開けたり、酢を加えたり・・・と様々な流派(?)があります。

私は梅に手を加えずに氷砂糖と同量で漬け込む派です。梅雨の作業はカビと背中合わせなのですが、季節の行事(?)として来年あたりは娘たちと作業したいなと思っています。


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ファラフェル

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これは何でしょう?

ドーナツホール?たこ焼き?サーターアンダギー?いいえ、ファラフェルです。

 

ファラフェルはイスラエルの料理でひよこ豆のカレーコロッケのようなもの。とは言っても衣をつけなくても良いのでコロッケよりも格段に簡単です。今回はカレー用にまとめて水煮にしておいた豆を使いましたが、もちろん缶詰でも作れます。

娘たちはこれが大好物なので毎回缶詰の豆なら2缶、数にして40個ほど作ります。本来はピタパンにタブレなどと一緒に詰めてヨーグルトソースをかけて食べるのですが、おいしいけれど正直食べにくいので我が家ではご飯のおかずです。ちなみに娘たちはそのまま、もしくはケチャップをかけて食べるのが好きです。もしもイスラエルの人が見たらどう思うんでしょう・・・?

 

ファラフェルは料理学校時代、休みの日によく食べに行ったメニューのひとつ。当時も今も特に肉や魚を避けているわけではありませんが、在米中はせっかくなのでVeganで過ごしていました(料理学校の友達は皆Veganだったので)。この記事を書くにあたってふと思い立って調べてみたら懐かしいお店が出てきました。もしもコロラド州ボウルダーへ行くことのあるような方がいらしたらぜひ食べに行ってみてください。私はどうかな?いつかまた行ける日が来るのかな・・・。

Falafel King Mediterranean Cafe, Denver and Boulder, Colorado

 

そうそう、このファラフェルはつなぎにタヒニという練りごまペーストが入るのですが、なかなか売ってないんですよね。先日コストコに行った時に見つけてちょっと嬉しかったです。日本の練りごまは焙煎してあるのでごまの香りが強いのですが、タヒニは生のごまなので香りは強くありません。味噌と混ぜてごまみそペーストを作り、カンパーニュに塗って食べるとおいしい!

 

残ったファラフェルは長女の幼稚園のお弁当に入れましたが、周りの子が興味津々だったようです。

いったい何だと思われたのやら。

レシピは続きで。


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マラサダ

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今日はとりたてて何もない一日。

天気も良いし気持ちの良い風も吹いていたので、3時のおやつ用(兼翌日朝食用)にマラサダを作ってみました。ハワイに行ったことはないのだけれど、昔見た映画「ホノカアボーイ」で出てきたドーナツと言うか揚げパンです。

私が初めてマラサダを食べたのはグアム。画像ファイルを探してたら偶然ありました。今はないんですがこんな店です。ドライブ中に偶然見つけて入った店だったのですが、愛想の良いおばちゃんが一人でやってました。1ダース入りの箱を大事に抱えて日本に帰ったのをおぼえています。

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ドーナツはあんまり身体にいい食べ物とは言えませんが、ベーキングパウダーで膨らませるケーキドーナツとパン生地のようなイーストドーナツなら後者がおすすめです。両方を作ってみればわかりますが、油の吸い方が全然違います。ケーキドーナツは生地もリッチですが、油の吸収量がすごいです。そんなわけで、手軽にというわけには行きませんが、私はどうせ作るならイーストドーナツを作ります。

生地に片栗粉やコーンスターチなどの澱粉を加えるとさっくり・もっちりとなります。よりハワイっぽくするなら牛乳の一部をエバミルクにしてみるといいかも知れません。

 

ドーナツのようなお菓子をおやつにすると確実に夕食に響くので、我が家では作ってもだいたい朝食になります。が、揚げたては家で作った時にしか食べられない代物!外カリカリ・中ふわふわもっちりのマラサダは全員半分ずつで我慢となりました。少し前までは目の前にあるもの全部を食べたがっていたような長女は「明日の朝ごはんにするからもう食べないよ~」などと殊勝なことを言ってました。生まれて4年もすると成長したもんだ。

 

本来のマラサダはグラニュー糖をまぶすようですが、粉砂糖があったので今回はそちらをまぶしています。

どちらが良いかはお好みで。レシピは続きで。


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シナモン&ピーナツバターベーグル・りんご酵母

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ピーナツバター大好き次女向けベーグルです。

生地にピーナツバターとシナモンをランダムに練り込み、成形時にピーナツバターを巻き込んでいます。2歳の次女は食パンの時は自分でピーナツバターを塗りたがり、まだ加減ができないので大量のピーナツバターを乗せたりします。そして、これを阻止しようとする母との間でひと悶着あるわけです。

ベーグルはもっちり食べごたえがあるので口に詰め込むこともなく、さらに適量のピーナツバターが既に巻き込んであるために自分で塗る必要がない!という母の悪意のアイディアベーグルだったりします・・・。

 

扱いが難しい私のりんご酵母ですが、季節のせいか生地がだれやすいのでベーグルにするのが最適です。通常加水50%程度と非常にこねにくい生地なので、ゆるみがちなりんご酵母を使うとちょうど良く生地が仕上がる気がします。

何度かけ継いだのかもう分かりませんが、限りなくりんご成分は少なくなってると思います。そのうち初夏らしい酵母、完熟梅ででも起こしてみようかなと思っています。毎年恒例梅シロップや去年漬け逃した梅干も仕込むつもりです。

 

昨日は次女の未就園児教室へ初めて行ってきました。

月に一度長女の幼稚園で開かれる無料のクラスです。次女にとっては赤ちゃんの時から知っている場所と先生。6月は時の記念日ということで幼稚園は時計一色(っていうのも変ですが)。子ども達もあじさい形のオリジナル時計を作りました。

時計といっても画用紙に絵の具とクレヨンで自由に色を塗るというものですが、これが大変。うっかり白いTシャツなんか着せていったものですから・・・お察しくださいませ。終わったあとは裸足になって長女と日が暮れるまでずーっと園庭を駆け回っていました。来月は小さい子達もプール。季節の移り変わりを感じます。

 


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豆腐の中華レンジ蒸し

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バタバタしてたら夕方、とか、何も作る気がしない(思いつかない)とかいう時ってありますよね。

特に幼児がいると日常茶飯事です。

そんなわけでうちでは上記の事態の時に大抵登場するメニューがこれです。

 

レンジ対応の容器があればその中で作れてしまうので洗い物も出ず。豆腐とツナ缶(豪華バージョンはホタテ缶)、卵さえあれば出来上がります。子どもも好きな食材なので、あとはご飯を炊いて最近常備しているきゅうりの浅漬でも出しておけばOKでしょう。

 

このブログの一番下に読書メーターのリンクを貼っているのですが、レシピ本を読むのが好きです。実際に作るかは別として、パテとリエットみたいな専門書でも読み込むと面白いのです。今はじっくりと腰を据えて読書ができる環境ではないので小説からは縁遠くなっていますが、途中中断してもレシピ本なら問題ないですし。

さすがに興味のあるものを片っ端から購入はできないので、図書館には足繁く通っています。次女も一緒に図書館に通っているせいか、ひとり遊びの時もよく私の料理本を持ち出して見ています。これがすごく真剣な表情なので、写真を見つめながら何を考えているんだろうと思っています。長女はそんな事ないのですが、これも性格の違いなんでしょうね。

 

明日からこちらも雨模様になりそうです。

梅雨に備えて自転車用のポンチョを購入しました。幼児連れの雨の外出は憂鬱この上ない作業なんですが、これで少しでも気分が上向き修正されるといいなと思ってます。そしてこんな日は夕餉にレンジ蒸しが登場するんです・・・。

レシピは続きで。

 


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キャロブと黒いちぢくベーグル・りんご酵母

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キャロブパウダーが残っていたので梅雨に入る前に使いきり。

ココアの代用品としてよく使われるキャロブパウダーですが、それはちょっと違うんじゃないかなと思います。キャロブ独特の風味はそのものとして楽しみたいと思っています。キャロブはほんのり甘いので、さらにプチプチ甘い黒いちぢくを巻き込みました。

 

最近ベーグルの時はオーバーナイト発酵させることが多いです。

ベーグルの生地は結構固めなので、粉気がなくなるまで混ぜたらビニール袋に入れてぎゅっと出口を縛ってひと晩室温に置いておきます。これで朝はパンパンに膨らんでいるので分割・成形して2次発酵&ゆで&焼成です。ビニールに膨らんだ生地がぶつかる力でこねと同じ効果があるので普通の工程よりも簡単です。もう少し暖かくなってきたら冷蔵庫に入れて寝かせます。

そうそう、私は気にしないのですが、オーバーナイト発酵をさせると表面に火脹れができやすくなります。フィッシュアイとも呼ばれるそうですが、生地の内部と表面の気温差と発酵進度のギャップで表面に気泡ができやすくなるとのこと。美しいパンを目指すよりも、私は見た目より味と食感派です。

 

昨日、久しぶりに市販の食パンを買ってみました。

ちょっと蒸し暑い日が続いたので長女のお弁当のサンドイッチ用です。普段酵母パンを食べ慣れている娘たちは何やら新鮮だったようで「やわらかいからすぐなくなるね~、このパン」などと言いながら食べていました。

私自身もプレーンな風味が新鮮で、夏はイーストパンもいいなあなどと思いながら食べました。6月に入ったので幼稚園ももうすぐプール開きです。子どもたちは去年の水着を着られるんだろうかとふと心配になったり・・・。こちらはまだ梅雨に入っていませんが、今年もなるべく沢山プールに入れるといいなと思っています。


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