豚肉のボロネーゼソース
冬の雨も一段落、今日は真っ青な空が広がっています。
が、晴れたら晴れたで放射冷却でキーンと冷えた空気で目が覚めます。風も強いので雲の流れがすごく早いです。こんな寒い季節はどこの国でもおふくろの味的なものが人気なのは同じ。アメリカだと「Comfort Food」(ほっとする味みたいな意味でしょうか)の特集がこの季節に組まれる事が多いです。ミートローフやポットパイ、マカロニチーズなど、誰にでも好まれる料理が改めて紹介されています。
日本でもおふくろの味よりも最近はママの味、の時代なんだそうです。
煮ものよりもマカロニグラタン、という世代が増えてきてるのは当たり前なんだろうけど・・・。そして、ミートソースもママの味なんじゃないかなと私は思うのです。現代の母親に育てられた子たちが大きくなったら、ミートソースとは言わずにボロネーゼとか言っちゃう時代になっちゃうのでしょうか?
日本だと牛、もしくは合挽き肉で作るよう指示されるボロネーゼですが、イタリアでは肉であれば何でもOKらしいです。イタリア系アメリカ人のおうちでは豚肉で作っていて目からうろこが落ちました。日本で一番手軽なのは豚ひき肉だし、ぜひ作ってみて下さいね。沢山作って冷凍しておくとラザニアなんかも気軽に作ろうかなと思えるようになります。
- ベーコン:2枚
- にんにく:1かけ
- 玉ねぎ:1個(小さめのもの)
- にんじん:1本(小さめのもの)
- セロリ:1本(小さめのもの)
- 豚ひき肉:450g
- トマトペースト:大さじ2
- 白ワイン:120cc
- 牛乳:150cc
- トマト水煮缶:1缶(450gくらいのもの)
- 水:240cc
- コンソメキューブ:1個
- ベイリーフ:1枚
- タイム(ドライ):小さじ1/4
- 塩:小さじ1
- こしょう:少々
- 玉ねぎ・にんじん・セロリ・にんにくはみじん切りにする。
- ベーコンは細切りにする。油をひかない厚手の鍋を弱火にかけて脂を出しながらゆっくりベーコンを炒める。
- ベーコンがカリカリになったらみじん切りにした野菜類を加え、しんなりするまで炒める。
- トマトペーストを加え、全体にからめるようにしてさらに炒める。
- 白ワインを加え、水分が3/4程度になるまで少し煮詰める。
- 煮詰まってアルコール分が飛んだら残りの材料を順に加え、蓋をして全体がとろりとするまで1時間ほど煮込む。最後に塩(分量外)で味を調え、出来れば1時間ほど置いておく。
*圧力なべを使って短時間に仕上げる事も出来ますが、その場合は煮詰まりづらいので水の量を半分にして下さい。