ベリーの練乳チーズケーキ
寒さもひと段落、良い天気です。今日が仕事納めという企業も多いのではないでしょうか?今日は買い物に行く道すがら、事務所の掃除をしたり「賀正」のポスターをシャッターに貼っている人を見かけました。スーパーでは普段この時間には見掛けないようなスーツ姿の集団がメモを片手に巻きずしなどを買っていました。仕事納めに皆で少しずつ食べるのかな?なんて会社員時代の年末を思い出して懐かしい気持ちになりました。慌ただしいけれど、こういう年末独特の空気は悪くないなと思います。
季節的にお正月飾りなどの事を書くべきなんでしょうが、我が家ではようやくクリスマスのケーキを食べ終わりました。二人だし最初は12センチの小さなケーキを焼こうかとも思ったのですが、夫の強い要望により18センチのチーズケーキとなりました。夕食のデザートとして食べたのはクリスマスだけで、あとは朝食に食べてました。こんな事を書くと怒られそうですね。
前回の日記にも書きましたが、クリスマスは毎年同じものを作るので変化するのはデザートとパンだけです。スーパーで練乳といちごを一緒に売っているのを見て、今年はこれで行こう!とひらめいたのでした。普通のいちごショートにしても良かったのですが、そうすると日持ちがしなくなってふたり暮らしでは厳しい・・・。見た目は地味になりますが、じっくり熟成して美味しくなるチーズケーキを作る事にしました。
今回は冷蔵庫にあった実家のラズベリーといちごのジャムを使いましたが、酸味のあるジャムなら何でも合うと思います。粉を使わないのでみっしり・さっくりとした食感のチーズケーキです。
(直径18cm丸型)
ベース
- マリービスケット:100g
- バター:50g
フィリング
- クリームチーズ:200g
- サワークリーム:100g
- 生クリーム:100cc
- コンデンスミルク:90cc
- 卵黄:2個分
- 砂糖:大さじ1
- 片栗粉:大さじ1
トップ
- ベリージャム:大さじ4
- レモン汁:小さじ1
- ベースを作る。ジップロックなどの厚手の耐熱ビニール袋にビスケットを入れ、麺棒などで粉々にする。そこにバターを加えてレンジにかけ、バターが溶けたら袋ごともんでバターを全体に行き渡らせる。
- 型に①のベース生地を入れ、上から手で押さえつけるようにして底面をベース生地で覆う(ビニール袋に手を入れて作業すると汚れません)。冷蔵庫に入れて1時間ほど寝かせる。
- ボウルに室温に戻したクリームチーズとサワークリームを入れて泡立て器でよく混ぜる。生クリーム・コンデンスミルクを順に加え、なめらかになるよう混ぜる。卵黄をひとつずつ加え、砂糖・片栗粉を加えてさらに混ぜる。
- 冷蔵庫から型を出し、③の生地を流し込む。
- 180度のオーブンで20分、170度に下げて25分ほど焼く。真ん中に串を刺して何も付いてこなければ焼き上がり。
- 型に入れたまま室温で冷ます。中心はへこみます。
- ジャムとレモン汁を耐熱容器に入れてレンジにかけ、熱々になったら焼き上がったチーズケーキの中心に流し込む。ゆるいうちにパレットナイフなどで塗り広げる。冷めると固まるので手早く作業して下さい。
- 冷蔵庫で一晩休ませると生地が落ち着いて美味しくなります。