Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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りんごのクーヘン


あけましておめでとうございます。
大雪を覚悟していた年末年始でしたが、思いっきり予想は外れてよい天気。
風は刺すように冷たくからっとした晴れの空、宮城らしいお正月の天気でした。
お正月2日は実家で両親を交え妹たちとも大集合だったのですが、それ以外はひたすらのんびりと過ごしていました。
日常生活に戻った事だし、心も体も引き締めにかからないと!


昨年末、お菓子のオーダーをいただいた時に何を作ろうか考えてドイツのりんごケーキにする事にしました。Apfelkuchenというドイツではポピュラーなお菓子。パウンドケーキのような生地に生のりんごを埋め込んで焼き上げます。たぶん、向こうではお菓子作りの基本のようなケーキなんだと思います。


私が学生時代にホームステイをした家庭はドイツ系アメリカ人で、これに似たお菓子を作ってくれた事がありましたっけ。ただし生地はインスタントのものだったので、そこがドイツ系「アメリカ人」たるゆえんなのかも知れませんが。


我が家の沢山あった筈のりんごももう僅かになってきました。
お正月にもこのケーキを作り、実家へ持参したのであと2〜3個。そのうちアップルパイかタルトタタンを作ってみたいなと思っています。




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(直径24センチ丸型)

  • バター:125g
  • 砂糖:120g
  • 卵:3個
  • 薄力粉:200g
  • ベーキングパウダー:小さじ1
  • 塩:ひとつまみ
  • 牛乳:大さじ2〜3
  • バニラ:小さじ1
  • スライスアーモンド:大さじ2
  • りんご:2個
  • アマレットリキュール:大さじ2
  1. バターは室温に戻し、砂糖を加えてハンドミキサーで白っぽくふわっとなるまで泡立てる。
  2. バターに卵を一個ずつ加え、そのたびに分離しないようしっかりと泡立てる。通常のパウンドケーキよりも若干卵が多いので分離しやすいが、あまりひどいような時は少し粉を加えると良い。
  3. 薄力粉とベーキングパウダー、塩を合わせてふるい、3回に分けて上記バターに加える。ゴムベラに持ち替えて切るように粉気がなくなるまでしっかり混ぜる。
  4. バニラ、牛乳を大さじ1ずつ加えてさらに混ぜ、ぽってりと生地がへらから落ちるような固さに調整する。
  5. クッキングシートを敷いた型に生地を落とし、へらでちょんちょんと押さえながら生地を平らに広げて上にスライスアーモンドを散らす。
  6. りんごは四ツ割にして皮をむき、切り離さないように表面に5mm幅の切り込みを入れる。生地を入れた型にりんごをきっちりと詰め込み、少し押さえる。
  7. 180度のオーブンで45分ほど焼く。りんごの周囲に火が通りにくいので、そこに竹串を刺してみて生地がついてこなかったら焼き上がり。
  8. 熱いうちに表面にアマレットリキュールを塗る。

アマレットリキュールはアーモンドのお酒です。焼き菓子に良く合いますが、なければゆるめたあんずジャムなどを塗っても良いです。

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