Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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蛋餅

夏の暑さもひと段落で、今日は朝からの雨のせいで肌寒い一日です。
このまま秋に突入するのか、また暑い日が戻ってくるのか、最近の天気は本当に分かりません。
東北は台風が直撃する事は少ないのですが、西日本にお住まいの方たちは台風の動向に気をもむ季節になりますね。天災からは逃れられない日本列島ですが、このまま穏やかに季節が過ぎ去って欲しいものです。


先日までの猛暑の中、何も作る気が起こらなかった時に頭の中に浮かんできたのはなぜか台湾。今まで数回訪れた土地ですが、何を食べても外れなし!の美食の島(というのは大袈裟でしょうか?)でした。
沖縄に近いけれどそれとはまた違い、東南アジアや香港ともまた違う雰囲気。
一本路地を入ると懐かしい昭和の雰囲気が漂う不思議で大好きな場所です。
おいしいものが沢山ありますが、私が特に好きなのは朝食。
豆漿店という豆乳の専門店がいたるところにあり、看板の豆乳の他に沢山のメニューがあります(大根餅や小龍包なんかもあるんですよ)。


どれもこれもおいしくて安いのですが、地味に好きなのがこの蛋餅。
前置きが長くなりましたが、フラワートルティーヤのようなものをネギ入り溶き卵と一緒にさっと焼いたもの。
甜辣醤という甘辛いたれをつけていただきます。
そんな訳で、ああ、蛋餅が食べたいな・・・と暑い日本で思いをはせていたわけです。
ちなみに「餅」というのは小麦粉を使った食べものの事で、パンも餅と表記されます。日本人には不思議ですよね。


これは作るのがとても簡単なので紹介するまででもないのですが、ちょっと変わった朝食にいかがでしょうか?
飲み物はやっぱり・・・豆乳?



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(2人分)

  • フラワートルティーヤ:2枚
  • 卵:2個
  • 万能ねぎ:2本(お好きなだけでもOK)
  • 甜辣醤:適量(あればで構わないので、XO醤や醤油でもおいしいです)
  1. 卵を溶き、刻んだ万能ねぎを加えてよく混ぜる。
  2. フライパンに油を薄く引き、卵を流して薄く広げる。
  3. 表面が固まらないうちにトルティーヤをのせ、くっつくようにぎゅっとフライ返しなどで押さえつける。
  4. トルティーヤ面・卵面・お好きな方を表に出るようにくるっと巻く。
  5. 熱いうちに切り分けてお好みのソースでいただく。

(写真はたまご表バージョンです。)


上記のように書くほどでもないレシピなんですが、トルティーヤが手元にない場合、または手作り熱に燃えている場合は本場風の皮もお試しください。

(6枚分)

  • 強力粉:60g
  • 薄力粉:80g
  • 片栗粉:40g
  • 塩:ふたつまみ
  • 砂糖:ふたつまみ
  • 水:250cc
  1. 上記材料をよく混ぜる。
  2. 薄く油を引いたフライパンを弱火にかけ、おたま1杯弱くらいの生地を流し入れて焦げ目を付けないように焼く。
  3. クレープのように表・裏をさっと焼いたら乾燥しないようにふきんなどに包んでおく。
  4. ジップロックに入れて冷凍も可能なので倍量で作っても良いです。
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