ニューヨークチーズケーキ&あんずジャム
次女と私の誕生日が過ぎ、年末から続いた我が家のお祝いシーズンが終わりを迎えました。ケーキを食べることも作ることも好きですが、何を作ろうか考えるのも楽しいものです。
写真は次女と私の誕生日ケーキ。次女はケーキに何か入っていると怪しんでつまみ出すので何も入れないシンプルなケーキにしようと思っていました。いろいろ考えた結果、ニューヨークチーズケーキにしました。
ニューヨークチーズケーキは一見ベイクドチーズケーキのようですが、全くの別物です。いろんな定義があるんでしょうが、生地に粉を入れず湯煎焼きをするのが特徴でしょうか。表面が色付いたりひび割れたりするのは失敗。白くフラットな外見で、生地はフォークを入れるとみしっとした手応えを感じるような密度があります。
アメリカのレシピは直径24センチなどという巨大なものも多いのですが、今回は15センチの丸型で焼きました。と言っても15センチなどという型は持っていないので、同じサイズのパイレックスのキャセロールで焼きました。焼き上がったらそのままオーブンの中で冷まし、乾燥しないようにラップなどでカバーしてひと晩おきます。これでしっとりみっちりニューヨークチーズケーキの出来上がり。
それから、サワークリームのパックを見たら90g入りになっていました。前は100g入っていたような気がするんですが、気のせいかな?アベノミクスでこれも値上がりか!と思ったのですが、もしお手持ちのサワークリームが100gの時はそのまま全量使っても大丈夫です。
潔さを感じるくらいのシンプルなケーキなので、食べる直前に味のアクセントとして表面にあんずジャムを薄く塗りました。
さて、肝心の次女の反応は・・・ひたすらスプーンで崩して練ってました・・・。うーん、2歳児には心惹かれるケーキではなかったようです。そのペースト状になったケーキを横目で狙う長女。次女も来年はケーキを喜ぶようなお姉さんになっているのでしょうか?
夫からのプレゼントはお花でした。
(15センチ丸型)
クリームチーズ:200g
サワークリーム:90g
砂糖:70g
卵:1個
卵黄:1個分
コーンスターチ:大さじ1
①材料は全て室温に戻しておく。
②クリームチーズをボウルに入れてハンドミキサーの低速でなめらかになるまでホイップする。そこに残りの材料を順番に加える。
③型に紙を敷き、底が取れる場合はアルミホイルで湯が入らないようカバーする。②の生地を流し入れて表面をならす。
④耐熱容器に熱湯を入れ、生地に湯が入らないように注意して型を入れる。170度のオーブンで35分焼き、180度に上げて10分焼く。
⑤そのままオーブンの中で完全に冷まし、表面にラップをして冷蔵庫でひと晩寝かせる。
*濃厚な生地なのでカットする時はデンタルフロスなどの糸で切るのをおすすめします。