ジャムいりフレンチトースト
私が小学生のころ、子ども向け料理の本には必ずフレンチトーストが載っていたように思います。今も載ってるのかも知れませんが、火の扱いさえ注意していれば小学生でも出来る定番なのかも知れません。
どんなにおいしいんだろうと期待して作ってみたものの、結果は・・・普通にトーストして食べた方がおいしいというものでした。今考えれば食パンで作ったのでへにゃっとした仕上がりになってしまったのだと思います。それからしばらくは「この先別に食べなくてもいいものカテゴリー」に入っていた食物となっていました。
料理家のケンタロウさんがいかにフレンチトーストを愛しているか、という文章を雑誌に書いていた事があって、そこまで愛着のある食べものなのか!と少しびっくりした事があります。牛乳ではなく生クリームで作る豪華版みたいなものを紹介していたりして、カロリーはともかくおいしそうだなと思いました。こういうどうでもいい事がずっと頭の中に残ってるんですよね。
最近、仕事以外でのパン作りが面白くて仕方ないので、残ったパンでたまにフレンチトーストを作ります。よく晴れた土曜日の朝とか、そういう時に一週間の残ったパンを切って作るイメージです。
私が作るパンはクラストのしっかりしたハードパンなので、卵液を吸ってももっちりとした仕上がりになります。好みもあるのでしょうが、市販のパンで作るならバゲットで作るのが一番いいのかも知れません。が、わざわざ買ってきてまで作るような食べものでもないか・・・。
(2人分くらい)
しっかりしたパン:4切れ(3cmくらいの厚さ)
ジャム:大さじ2
クリームチーズ:大さじ2
卵:1個
牛乳:60cc
シナモン:少々
バター:大さじ1
- ジャムとクリームチーズを混ぜ合わせる。
- パンの厚みの半分のところに切り目を入れる(切り離さない)。
- それぞれのパンの切り目に上記ジャムを入れる。
- 卵と牛乳、シナモンをバットなどに合わせてよく混ぜる。
- パンの両面をを卵液にひたし、バターをひいたフライパンできつね色になるまで弱火でじっくりと焼く。
- 熱いうちにどうぞ。