白いチリ
春のような温かさになったり、一転真冬のような寒さになったり、3月は季節の変化もめまぐるしいですね。私は3月生まれですが半そで・裸足が一番好きなので、少し暖かい日は仕事柄そういう格好で過ごしています(オーブンの熱で暖房要らずになるので)。
が、さすがに食べものは季節柄まだまだ煮込み系がおいしく感じます。
今日のチリはスープにカテゴライズしましたが、カレーのようにごはんにかけたりコーンブレッドを合わせて食べる事が殆どなので、実際はメインのような存在です。外国料理は何とも分類しがたいものがあったりするので、そこら辺は自分で好きなように考えてます。
チリはアメリカナイズされたメキシコ料理(tex-mex)ですが、アメリカの国民食のようなものです。コンテストもよくやってるし、地域によって全然違うものになってるし。とりあえず豆とチリが入ってる煮込み料理であればチリと認定、みたいな感じ?体も温まるし、うちでは寒い冬にはよく作ります。スパイシーな本場ものもいいですが、にんにくをたっぷり入れた白いチリもマイルドでおいしいですよ。チリパウダーはチリに各種スパイスをミックスしたもので、辛くはありません。タコスなどの料理にも使えるしフライドポテトに振りかけてもおいしいので、スーパーでぜひ探してみて下さいね。最近は普通に見かけるようになりました。
(4人分)
ローストガーリック
- にんにく:6かけ
- オリーブオイル:大さじ1
チリ
- 玉ねぎ:1個
- オリーブオイル:大さじ1
- にんにく:1かけ
- 薄力粉:大さじ1・1/2
- 白ワイン:120cc
- 水:840cc
- 鶏胸肉:1枚
- コンソメキューブ:1個
- チリパウダー:大さじ1
- カイエンペッパー:小さじ1/4
- 白いんげんまめ(水煮):1缶(420gくらいのもの)
- ほうれん草:1袋
- パプリカ:小さじ1/2
- 生クリーム:大さじ3
- チーズ(モントレージャックなどマイルドなもの):好きなだけ
- 簡単ローストガーリックを作る。にんにくは薄皮をむかずオリーブオイルをまぶして水小さじ1を加え、耐熱容器に入れてふんわりとラップをかぶせる。1分半ほどレンジにかけてそのまま冷ましておく。
- 分量の水と皮を取り除いた鶏胸肉を鍋に入れ、鶏に火が通るまで蓋をして煮る。火が通ったらそのまま冷まして肉を取り出し、細かく裂いておく。スープも取っておく。
- 鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにした玉ねぎとにんにくをしんなりするまで炒める。火を弱火に落として薄力粉を加え、きつね色に色付くまで炒める。一気にワインを加え、鍋にこびりついたものをこそげ落とす。
- 火を少し強めて鶏を煮込んだスープ、裂いた鶏肉、チリパウダー、カイエンペッパー、缶汁を切った豆を加える。塩・こしょう少々(分量外)を加え、蓋をする。
- その間にローストガーリックの薄皮を取り除き、スプーンの背などでつぶす。ペースト状になったローストガーリックを上記のチリに加える。蓋をして30分ほど弱火で煮る。
- 煮込んでいる間にほうれん草を洗ってさっとゆで、食べやすい大きさに切っておく。
- 食べる5分前に上記のほうれん草とパプリカ、生クリームを加えてさっと温める。最後に塩・こしょうで味を調え、好きなチーズを上に散らして出来上がり。ごはんにかけてもおいしいです。