うちのタコライス
昨日から梅雨とは思えない良い天気です。
朝からぴかっと空が晴れていると、あれもこれも!と洗濯をしたり日光消毒をせねばという気持ちにさせられます。少し動くと汗ばむような時期になってくるとごはん作りも面倒だな〜と思う時も。いったん始めてしまえば料理に集中するので面倒ではなくなるのですが、エンジンをかけるまでが長い。
こんな時はカリフォルニアにいるのだ、ハワイにいるのだ、と自分をだましてそれっぽい料理などを作る事にしています。
そんな風にして昨日作ったのは沖縄生まれのタコライス。
タコスはもはやアメリカの国民食(と言ってもメキシコのものとはやっぱり違いますが)。カリフォルニアも南に下るほどスペイン語の比率が高くなり、カーラジオで流れる音楽も変わってきます。アメリカに行くと必ずドライのチリを買って帰るのですが、メキシカンスーパーは唐辛子の種類も豊富でびっくりします。言葉も通じない事が多いのですが、エスニックスーパーは見ているだけでも楽しいんですよね。
タコスというとひき肉を使ったものというイメージがありますが、レストランではフィッシュタコスも人気のようです。白身魚のフライをトルティーヤで挟んだものですが、日本人はこっちが好きかも知れないなあなんて思います。
タコライスは日本独自のものですが、これも家で作る方がやっぱりおいしい。
上にかけるソースも盛夏ならさっぱりとサルサなのですが、この時期はランチドレッシングをかけてもタコミートの辛さがマイルドになっておいしいものです。
少し手間はかかりますが、ドレッシングもタコミートも冷凍保存が可能です。やる気のある時にでも準備してフリーザーに入れておくと忙しい時のごはん作りがぐーんと楽になります。
(作りやすい量)
タコミート
- 合挽き肉:400g
- 玉ねぎ:1個
- にんにく:1かけ
- 菜種油:大さじ1
- チリパウダー:小さじ2
- バジル(ドライ):小さじ1
- オレガノ(ドライ):小さじ1
- クミンパウダー:小さじ1/4
- カイエンペッパー:少々
- 塩・こしょう:少々
- 水:180cc
ドレッシング
- りんご酢:大さじ1
- マスタード:大さじ1
- オリーブオイル:大さじ4
- マヨネーズ:大さじ2
- 生クリーム:100cc
- アンチョビ:4枚
- にんにく:1かけ
- ウスターソース:小さじ1/4
- 塩・こしょう・砂糖:各少々
- ごはん:適量
- レタス:適量
- トマト:適量
- アボカド:適量
- チェダーチーズ:適量
- タコミートを作る。玉ねぎ・にんにくはみじん切りにし、油を敷いたフライパンでしんなりとするまで炒める。ひき肉を加え、肉の色が変わるまでさらに炒める。
- スパイス類を加えて香りが立つまでさっと炒めたら、水を加えていい感じにとろっとするまで煮詰める。最後に塩・こしょうで味を調える。
- ドレッシングを作る。アンチョビとにんにくはみじん切りにする。ボウルに上から順番に材料を加えてゆき、その都度しっかり泡立て器で混ぜる。
- 器にごはんを盛り、タコミートをのせる。レタスやトマト、アボカドをのせ、チーズを散らす。上にスプーンなどでドレッシングをかけて出来上がり。
*ドレッシングは冷蔵庫に入れておくと固まりますが、普通に使って大丈夫です。また、作ってから冷蔵庫で1日置いた方が味がなじみます。