Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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オーストラリアのスコーン

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先日の台風、私の住む町には結局上陸せずに終わりました。

規模の大きな台風だったので被害の状況がニュースで報道されていますが、被害にあった方々が一日も早く元の生活に戻れるよう願っています。

 

ずっと作ってみたかったレシピの一つを先日ようやく作ってみることができました。

親戚のイギリス人のレシピなのですが、ずっとオーストラリアに住んでいたのでこれはオーストラリアのスコーン(?)です。行ったことはない国ですが、イギリスの影響の強い場所ですのでアメリカのお菓子風スコーンとはまた違うタイプなんでしょう。

 

レシピだけ見ると粉に対してバターや牛乳の量が少なく、なんと水(!)が結構入ります。経済的には嬉しいですが、美味しいのかなとちょっと不安・・・。

あとは、型に入れて焼くというのもちょっと変わってます。焼き上がりは当然くっつきますが、アメリカのスコーンでも放射状に切れ目を入れてそのまま焼き上げるタイプもあります。オオカミの口は開きませんが、しっとり焼き上がって私はむしろそっちの方が好きです。スコーンのような粉っぽいお菓子は男性はあまり好みませんが、しっとりタイプだと食べてくれる人も多いです(我が夫もこのタイプ)。

 

で、肝心の結果ですが、おいしかった~!です。

ブルーベリーを入れたのも良かったですが、まず生地が好きな感じ。しっとり・ざくっとしていて子どもたちも喜んでいました。生地はかなりべたつくので打ち粉をしっかりして生地をなるべく触らず、ラフに成型するだけです。ここさえきちんとできれば成功したも同然です。私はスコーンに甘さは必要ないのでオリジナルそのままで作りましたが、甘いのが好きな人は打ち粉と一緒に表面にグラニュー糖をまぶすといいみたいです。

 レシピは続きで。


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 (20×20センチ角型)

・薄力粉:375g

・ベーキングパウダー:11g

・砂糖:大さじ1

・塩:小さじ1/4

・シナモン:小さじ1/4

・バター:30g

・冷凍ブルーベリー:1/2カップ

・牛乳:180cc

・水:120cc

 

①ボウルに薄力粉~バターを合わせ、手で粉類とバターをすり混ぜる。サラサラの状態になったら凍ったままのブルーベリーを加えてざっと混ぜる。

②中央をくぼませ、牛乳と水を加える。ゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜ、たっぷり打ち粉をふった台の上に取り出す。

③手でラフに丸く伸ばし、放射線状に16等分する。

④生地を手で軽くまとめながらクッキングシートを敷いた型に並べる(4×4個)。

⑤240度に予熱したオーブンで15分ほど焼く。

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