鮭の南蛮漬け
私の子どもの頃のトップ3に入る大好物、南蛮漬け。
酸味のある食べ物はあまり子供には好まれないと思われがちですが、意外にこういうものが好きな子も多いような気がします。鮭を使ってよく作りますが、豆鯵や鶏肉なんかもおすすめの食材です。
メインのタンパク質もいいのですが、味のしみた野菜の方が好きだったりします。翌日になるとしんなりとして見た目はいまいちになりますが、それがかえってモリモリ沢山食べられるようになるのがいいんですよね。暑い季節になるとわざと野菜を増量して私の翌日の昼ご飯になることが多いです。
今回はにんじん、新玉ねぎ、そして初めて見かけた紫の水菜を使っています。千切りにした生野菜を使う場合もありますが、子ども達も食べやすくするために最近はにんじんなどだけを先にさっと炒めて加えています。
先日幼稚園の親子遠足がありました。
長女の幼稚園はずっと昔から歩いて近所の広大なお寺&公園に行く事になっています。黄色いスモックを着た子どもたちがずらっと並んで歩いているのを見かけると、近所の方たちは春が来たなと思うんだそうです。
広大な公園の中を駆け回り、木に登り、どんぐりや松ぼっくりを拾う子どもたち。ダンゴムシやミミズも「さわれると勇気がある証拠!」と皆でさわってました。クラスごとにお寺にお参りしてから待ちに待ったお弁当の時間。うちの野生児の長女、高速でお弁当を平らげてダッシュで遊びに行ってしまいました・・・さようならの挨拶のあとも紅一点で身長くらいの草むらの中を駆け回ってました。おしゃまな女子たちとは住んでいる星が違うような感じ。口も達者な4歳児、毎日イラッとくることを言ってくれるけれど、元気に成長している証拠なんでしょう。これからまた暑い夏が巡ってきますが、酢のパワーで乗り越えたいと思います(主に母がですが)。
(4人分)
つけ汁
・鰹だし:200cc
・りんご酢:130cc
・レモン汁:大さじ1
・醤油:大さじ2
・みりん:大さじ2
・酒:大さじ2
・砂糖:大さじ4
・塩:小さじ1/2
・鷹の爪:1本(半分にちぎって種を出しておく)
具
・生鮭:4切れ
・にんじん:1本
:玉ねぎ:1/2個
・水菜:1束
①鍋につけ汁の材料を全て合わせ、ひと煮立ちさせて冷ましておく。
②生鮭の大きな骨を取り、3~4等分して小麦粉(分量外)をまぶす。
③にんじん・玉ねぎは千切りにし、水菜はざく切りにする。
④フライパンにサラダ油を熱し、にんじん・玉ねぎをさっと炒めてつけ汁に入れる。続いて鮭を中に火が通るまで焼き、つけ汁に加える。最後に水菜を生のままつけ汁に加える。
⑤味がしみるまで2時間ほど置いておく。