いろいろひじき煮
我が家の娘たちの食のベクトルが全く違うのは何度か書きましたが、2人が大好きなのがこれ。ひじき、H・I・J・I・K・I、ですよ。夕飯何作ろうか、思いつかない時はご飯炊いてひじきにすればクレームは来ません。翌日は卵に混ぜて卵焼きにすればさらに嬉しいようです。
自分が子供の頃、ひじきなんて進んで食べた記憶もないのですが、子どもたちは離乳の頃から目を輝かせて食べてました。ちなみに今年の長女の誕生日、何か食べたいものある?という問いに「ひじきとおそば」という回答をいただきました。なんかね、4歳にして既に敬老の日のお祝いのような食卓ですよ。
子どもを見ていると大人が期待する子どもの姿っていうのを演じてるんじゃないかと思う時があります。食べ物にしても絵本やテレビ、おもちゃにしても、結構大人が「これ子どもは好きだろうな」と思うものには食い付きが悪かったりします。
例えば図書館に行っても子どもは人生の経験値が低いので自分が読んだことのある本ばかりを選びがち。良かれと思った「ぐりとぐら」も「はらぺこあおむし」も全然響かない娘。これは生まれ持ってのもので仕方ないと思うので、大人自身が面白いと思ったものを子供に媚びずに勝手に選ぶようにしています。そんなわけで、娘たちは京極夏彦の「妖怪えほん」「怪談えほん」シリーズが大好き。私が読んでたのを勝手に見ています。音楽も映画も全てそう。プリキュアとアイアンメイデンが娘たちの中では同居しています。
ひじきの話からだいぶ脱線してしまいましたが、そんなことを考えながらひじきにがっつく娘たちを見ていました。
レシピは続きで。
(4人分くらい)
・芽ひじき:15g
・油揚げ:1枚
・にんじん:小1本
・玉ねぎ:小1個
・ひよこ豆:1缶(水煮)
・さやいんげん:1袋
・砂糖:大さじ1
・みりん:大さじ1
・醤油:大さじ2
・サラダ油:大さじ1
・だし汁:100cc
①ひじきは水につけて戻し、油揚げは熱湯をかけて油抜きをしておく。
②油揚げ、人参、玉ねぎは千切りにする。いんげんはさっと茹でて食べやすい大きさに切っておく。
③鍋に油を熱し、ひじきをさっと炒めたらいんげん以外の②の材料とひよこ豆を加えて炒める。
④全体に油が回ったら砂糖、みりん、だし汁を加えて蓋をし、3分ほど中火で煮る。
⑤最後に醤油とさやいんげんを加え、煮汁がほとんどなくなるまでかき混ぜながら煮る。火を止めて一旦冷まして出来上がり。
*いとこんを加えても美味しいですが、その場合は冷凍できなくなります。