りんごとはちみつのオートミールケーキ
こういうのをカントリー菓子とでもいうのでしょうか?
行ったことのない人でもアメリカのお母さんが作りそうなお菓子、のイメージ。実際はケーキのミックス粉で生地を作り、缶詰のフロスティングを塗る、みたいなのが多いです。ただ、実際学校や会社の集まりなんかでお菓子を作らねばならない機会は日本よりもずーっと多いと思います。
日本のような一から手作り派は少ないけど、家には備え付けのでかいオーブンはあるしスーパーに行けばケーキミックスは豊富だし誰でも作れるんだと思います。
あと、日本と違うなと思うのが型!日本では手作りというと丸型かパウンド型がメジャーですが、アメリカは角型、それもバットくらいの大きさが多いです(9✖13インチ)。何かと持ち寄りの機会が多いので、均等に切り分けやすいように角型が一番なんでしょう。私も家庭用には角型を一番使います。さすがに9✖13インチのものは大きすぎるので使いませんが、写真の17✖20センチ位のものが一番使いやすいです。お菓子を焼いたりオーブン料理を作る時も何かと便利なサイズです。
そういえば、日系の人たちがバットにご飯を敷き詰めてふりかけや海苔なんかを上に散らしてケーキのように切り分けてサーブしていたのを見たことがあります。「おにぎり作るより簡単だから」と言ってましたが、なるほど~と感心。数を作るのはこっちの方が効率的です。これもお花見あたりにでもやってみたいなと思ってます。
りんごも終わりになってきたようで、先日10個入りで200円のものを農家のおじさんから買いました。そして、買った数と同じくらいの傷ものりんごをおまけしてもらいました。そのまま食べたりお菓子にしたあとは、皮と芯で酵母を育てています。柚に比べて糖度が高いせいか、翌日には気泡がたくさん出ていて驚きました。タイミングを見計らってゆず酵母からりんご酵母に切り替えてみたいと思ってます。
では、レシピは続きで。
(17✖20センチ角型)
バター:90g
砂糖:50g
卵:1個
はちみつ:大さじ2
薄力粉:120g
ベーキングパウダー:小さじ1
ヨーグルト:100cc
オートミール:大さじ2
シナモン:小さじ1/4
りんご煮
りんご:大1個
オリーブオイル:小さじ2
グラニュー糖:小さじ1
はちみつ:大さじ2
レモン汁:小さじ1
①りんご煮を作る。鍋にオリーブオイルを熱し、いちょう切りにしたりんごを炒める。グラニュー糖をまぶして弱火で半透明になるまで炒める。最後にはちみつとシナモンを加えてからめ、レモン汁を加えて火を止める。冷ましておく。
②ボウルに室温に戻したバターと砂糖を入れ、なめらかになるまで泡立て器ですり混ぜる。薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
③そこに卵の白身を加えて分離しないようによく混ぜ、全体的に混ざったら黄身とはちみつも加えてよく混ぜる。
④③のボウルにふるった粉類の半量を加えてざっと混ぜる。粉気が残っているところにヨーグルトを加えて混ぜ、最後に残った粉を加えてゴムベラで切るように混ぜる。
⑤オートミールとシナモンを加え、最後にりんご煮を汁ごと加える。
⑥型に流し込み、180度のオーブンで30分焼く。