焼きカレーパン
お正月3が日も終わり、今日から普段通りの一日が始まる人も多いですね。寒波が来ているようで、私の住んでいるところも朝から雪がちらつきました。冷凍庫から年末に買っておいた固まり肉を取り出して、何を作ろうか考えているところです。震災の時に重宝された昔ながらの石油ストーブ、あれがあれば部屋を暖めながら上で煮込みが出来るのになあと思ってちょっと欲しくなっています。が、現在品薄な上に小さな子どもがいる家庭にはちょっと危ないものですよね。実家ではよくあんこや煮物などを煮ていたけれど、冬の匂いというと一番に思い出します。
日本海側の冬は曇天と雪景色なのでしょうが、太平洋側で育った私は冷たい風の吹く晴天のイメージです。初売りで混みあう街の中はちょっとパスですが、今年はそこまで冷え込まなかったのでメインストリートからはちょっと離れたホテルの初売りに行ってきました。我が家から歩いて30分ほどなのでいい運動にもなるし、買ったのはパンとお菓子の福袋。粉が残ってるんだからパンは手作りで〜!と決めてた割には意思が弱いんです。勉強のため、という大義名分も。そんな訳で我が家には現在パンがゴロゴロしております。毎朝どれを食べるか、それが楽しみ。
前回書いたカレーですが、翌日は焼きカレーパンにしてみました。普通のカレーをカレーパンにしようと思うと煮詰めたりして結構面倒ですが、ひき肉ベースのカレーだと割と手軽に作る事が出来ます。パン生地を作って煮詰めたカレーを包んで揚げて・・・となるとやる気が出なくなりますが、耐熱カップに入れて焼くバージョンなら手軽です。ちょこっと残ったグラタンやタコミート、ミートソースなどで作っても良いかも知れません。
本格的なパン生地を作ろうと思うとそれなりの手間が必要になると個人的には考えてますが、先日上田淳子さんの簡単なパン生地が紹介されていたのでそれで作ってみる事にしました。ハンドミキサーで作る簡単なものですが、調理パン向けには十分な気がします。オリジナルでは少し気になった部分もあったので、このレシピは自分なりに調整しています。
(直径8cm4個分)
パン生地
- バター:15g
- ドライイースト:小さじ1/2
- ぬるま湯:20cc
- 強力粉:125g
- 卵1個+牛乳:合わせて120cc
- 砂糖:小さじ1
- 塩:小さじ1/2
フィリング
- カレー:250g
トッピング
- パン粉:大さじ4
- オリーブオイル:大さじ1
- パン生地を作る。バターは室温に戻して柔らかくしておく。イーストとぬるま湯を小さな容器に合わせてよく溶かしておく。
- ボウルにパン生地の材料を全て合わせ、ハンドミキサーで5分ほど攪拌する。山芋すりおろしのような状態になったら出来上がり。
- 上記の生地半分を直径8cm・高さ2cmの耐熱カップに分けて入れ、カレーを乗せて残りの生地で覆うようにする。生地に粘りがあるのでスプーンで広げるようにすると簡単です。
- 大きなビニール袋などに入れて口を閉じ、温かい場所で1時間ほど発酵させる。カップの口の部分まで生地が盛り上がったら発酵終了。
- パン粉とオリーブオイルを混ぜたものを上に散らし、200度のオーブンで15分ほど焼く。
*冬場のパン作りは材料を全て室温に戻しておく事。