Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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メキシカンハンバーグ

前回ハンバーガーバンズの記事を書きましたが、今日は肝心の(?)ハンバーグです。
家庭によっていろいろなハンバーグがあると思いますが、今考えると実家の母が作るハンバーグはかなり変わっていたような気がします。子どもがいる家庭にありがちなみじん切り野菜混ぜ込み技でにんじんやピーマンが入っていたのはともかく、焼かずに揚げていたんです。
それって肉団子じゃ?と今となっては思いますが、7人家族の分を効率良く作るには一番効率的だったんでしょう。今はそんなハンバーグを作る事も無くなりましたが、あの夕食の風景が懐かしいなと思います。我が家のハンバーグは今のところ大人だけなので焼いて作っていますが、そのうち野菜混ぜ込み技も使う日が来るんでしょうか?


さて、ハンバーグの日はどうしても野菜が少なくなりがち。ソースの種類によってはカロリーも塩分も・・・ちょっと心配かも。なのでうちでハンバーグを作る時はソースは大抵ピコ・デ・ガロです。
ピコ・デ・ガロ(Pico de gallo)はサルサみたいなもので、コロラドの料理学校で習ったものです。正直、サルサと何が違うのかは分かりませんが、まあ日本人だしおいしければそれでオッケーです。生野菜を刻んで混ぜれば出来上がりなので簡単!オイルフリーなので肉料理もさっぱりと食べられます。


写真はハンバーグが見えていませんが、きちんと下にあります。アボカドやマンゴー、パイナップルはひき肉料理に合うんですよね。肉と果物の組み合わせはちょっと、という人も多いですが、ぜひ先入観なしで食べてみて欲しいです。
我が家はこういう献立の時は余分に作って翌日のお弁当になるので、ハンバーグ自体に固形スープで少し味を付けています。その分、ソースは軽めでバランスを取るようにしています。このままなまこ型に成形してオーブンで焼けばおいしいミートローフになります。




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(4人分)

ハンバーグ

  • 合挽き肉:500g
  • 塩:小さじ1/2
  • 玉ねぎ:1個
  • 卵:1個
  • パン粉:200cc
  • 牛乳:70cc
  • 固形スープ:1個
  • 胡椒:少々
  • ナツメグ:少々

ピコ・デ・ガロ

  • トマト:2個
  • 玉ねぎ:1/2個
  • ハラペーニョ(瓶詰めでOK):1本
  • ライム:1/2個分
  • 塩:少々

付け合わせ

  1. まずピコ・デ・ガロを作っておく。トマトは1.5センチ角位に切り、玉ねぎ・ハラペーニョはみじん切りにする。刻んだものをボウルに合わせる。塩、ライム汁で味を調える。好みでピーマンやにんにく、香菜を加えても良い。辛いものが苦手だったりハラペーニョがなければ省いても良い。
  2. ハンバーグ用の玉ねぎをみじん切りにし、薄く油を引いたフライパンでしんなりするまで炒め、最後に刻んだ固形スープを加えて味付けし、冷ましておく。パン粉に牛乳を加えて湿らせておく。
  3. ボウルにひき肉と塩を合わせて粘りが出るまでよく練り、胡椒、ナツメグを加える。そこに炒めた玉ねぎと湿らせたパン粉、卵を加え、さらによく練る。
  4. 肉を四等分して小判形に成形し、真ん中をへこませておく。
  5. 中火で熱したフライパンにハンバーグを並べ、すぐに蓋をして蒸し焼きにする(我が家は厚手のスキレットで焼くので油は必要ありませんが、必要に応じて油をひいて下さい)。
  6. いい焼き目が付いていたら裏返して弱火に落として蓋を閉め、更に焼く。竹串を刺してみて透明な肉汁が出てきたら焼き上がり。
  7. お皿に盛ってピコ・デ・ガロと付け合わせの野菜を添えて出来上がり。


*アメリカではブロッコリーを生で食べたりしますが、ハンバーグを焼く時に出てきた脂で一緒にじっくり焼いてもおいしいです。

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