Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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甘栗のカンパーニュ


先日、秋らしく(?)ブログのテンプレートを変えてみました。前に比べて文章の段組みが変わってる部分もあったりするので、少しずつ慣れていければいいなと思っています。


ここのところ天気が良くても風が冷たい日が続いています。窓を閉め切って外出の準備をしてしまうと外に出た時に「おっ!」と思うくらい寒い時もあります。昨日は色々と便利かも!と思ってウールの大判ストールを買ってしまいました。ブラックウォッチの落ち着いた柄だし、夫と共用できるようにすれば衝動買いの罪悪感も薄れるというものです(?)。


お店に並ぶ食材も少しずつ秋めいていて、最近はりんごのキャラメル煮を作る事にはまっています。毎日のように夫婦で食べているので、冷蔵庫には常備されています。この事はまた書くとして、今日はパンの事です。


現在は仕事を休んでいるけれど、気になっているのは小麦粉の事。そう、仕事時代の小麦粉のストックです。
前は使う量が半端じゃなかったので当然業務用の25キロの袋で小麦粉を仕入れていました。その袋がまだひとつ残っているんです。大量に小麦粉を使う事はなくなってしまったので、これを家庭でどうにかせねば。
そんなわけで私の中のパン熱が復活しています。お菓子には薄力粉と言いますが、国産の小麦粉はそれほどグルテンが多くないので何にでも使ってしまっています。家庭で食べる分には問題ないし、焼き菓子には向いているのかも知れません。
昨日は市販の甘栗を使ってパン作り。好きなだけ甘栗を入れられるのも自家製の醍醐味です。


ちなみに私は普段自宅ではZoe Francoisさんの考案したやり方にならって作っています。そのままでは作りにくかったので、何度か配合を変え、日本の粉でも作りやすいようにしています。
冷蔵庫に入れておけば勝手に発酵してくれる何とも便利なパン生地です。




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  • 強力粉:460g
  • ドライイースト:大さじ1/2
  • 塩:大さじ1/2
  • 水:360g
  • 甘栗:好きなだけ
  1. 材料を全て蓋つき容器に入れ、へらなどで粉気がなくなるまで混ぜる。
  2. 蓋をして室温で2時間ほど放置した後、冷蔵庫へ入れて一晩寝かせる(このまま何もせず2週間保存可能)。
  3. 台に粉をふって手にも打ち粉をして生地を焼きたい分だけハサミで切り取る(生地が柔らかいのでハサミが一番簡単でおすすめ)。 生地を取りだしたら上に甘栗をのせる。
  4. 生地をなるべく直接触らないようにして表面に粉をまぶしながら丸める。ここではこねたりせず、さっと丸めるだけ!生地はゆるいので表面に粉をたっぷり振ってなるべく生地自体にさわらないようにするのがポイント。
  5. 丸めたらオーブンに移動しやすいようにクッキングシートなどの上に置き、表面が乾かないようにふんわりラップをかけるなどしてして40分ほど室温においておく。 (ラップに生地がくっ付くとあとで地獄なので、生地の表面には多めに粉をふって下さいね)暖かい時期なら20分くらい置いておけばいいと思います。バヌトンをお持ちならこの時点でたっぷり粉を振って入れておくと形良く仕上がります。
  6. 天板を入れたままオーブンを250度に余熱し、オーブンに入れる直前に包丁で生地の表面に切り目を入れてたっぷり霧を吹く。熱い天板に生地をのせて30分ほど焼く。
  7. 取り出して底を叩いてみて空洞のような鈍い音がしたら焼き上がり。
  8. 生地がモチモチのため、完全に冷めてから切り分けるようにして下さいね。


*大体、これでカンパーニュ2個分が焼けます。残った生地はそのまま蓋をして冷蔵庫にしまいます。生地を仕込んだ日からそのまま2週間保存可能です。

*この生地はゆるいので、発酵が終わると普通のパンよりもだらーっと平べったくなったりします。が、焼くときちんと膨らみますのでご安心ください。冷蔵庫に生地が入ってて好きな時にすぐにパンが焼けるっていうのはすごく便利ですよ。

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