Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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りんごの田舎風タルト


仕事納めも終わって昨日は1年の総決算、大掃除に精を出していました。
夫と2人がかりであれこれ手分けをしても1日がかりの作業となってしまいました。性格にもよるのでしょうが、ひとつ事が終わるとあっちもこっちもと欲が出てくるタイプです。キッチン周りの掃除は大変ですが、目に見えた成果が出る場所なので一度始めるときりがないですね(笑)。
きれいになったキッチンで料理をしたくはないですが、昨晩はクリスマスの残りのターキーを使ったカレーになりました。掃除をした日にカレーってどうなの?とも思いますが、日々使う場所なので仕方ないですね。


いろんな料理を作る日本のキッチンは雑多になりやすいですが、アメリカだとモデルハウスのような生活感のないキッチンも多いです。
片付け能力がすごいなあと最初は感心していましたが、話をしてみると単に料理をしないだけという場合も多々あり・・・。そこまでではなくてもレンジ周りが汚れるからとオーブン料理が殆どの家もあります。夕食はオーブン料理+カット生野菜を出すだけのサラダ+ついでにパンもオーブンで温める、という簡易さ。これだったらキッチンもきれいなまま。
沢山の人種が住むアメリカなのでひとくくりにはできませんが、大掃除は日本の方が大変そうです。


オーブンも日々フル活動している我が家ですが、りんごを沢山貰ってきたのでお休みの間は自宅用に夫とお菓子を焼いたりしています。
時間があると手の込んだお菓子にチャレンジしたくもなりますが、やっぱりカロリー的に怖いです。この先お正月も待ってますしね。そんなわけで簡単にできてりんごも消費できる田舎風タルトを作ってみました。タルトと言っても型に生地を敷き込む必要もなく、天板があれば作れてしまう手軽さです。チェリーやプラム、洋梨、桃など季節によって中身を変えて楽しめる簡単レシピです。




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(直径20cmくらい)

タルト生地

  • 全粒薄力粉:60g
  • 薄力粉:60g
  • 砂糖:小さじ2
  • 塩:ひとつまみ
  • バター:60g
  • プレーンヨーグルト:大さじ2
  • 水:大さじ2〜3

フィリング

  • りんご:2個
  • レモン汁:大さじ1
  • コーンスターチ:大さじ1と1/2
  • 黒砂糖:大さじ3
  • シナモン:ひとつまみ

グレーズ

  • はちみつ:小さじ1
  • 熱湯:小さじ1/4
  1. フードプロセッサーに全粒薄力粉・薄力粉・砂糖・塩・バターを入れ、バターの塊がなくなってサラサラの状態になるまで攪拌する。ない場合は大きなボウルに材料を入れ、手でバターを粉をすり混ぜるようにしてサラサラの状態にする。
  2. 上記フードプロセッサーにヨーグルトを加えてひと混ぜしたら、水を大さじ1ずつ加えてやっとまとまるくらいの状態で取り出す。生地がなめらかになってしまうのは加えすぎなので注意する。ラップに包んでディスク状にまとめ、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。
  3. その間にフィリングを作る。りんごを四ツ割にして5mm程度の厚さにスライスしてボウルに入れ、残りの材料を加えて全体にまぶすようにしておく。
  4. タルト生地を取り出し、オーブンシートの上で直径30cm位の丸型になるようのばす。その上にりんごフィリングを放射状に並べ、周囲を内側に折り込む。残った汁も上からまわしかける。
  5. 200度のオーブンで15分、その後180度に落として40分ほど焼く。
  6. 焼いている間にグレーズの材料を合わせて30秒ほどレンジにかけ、はちみつを煮溶かしておく(機種・はちみつの種類によって異なります。サラサラの状態になればOK)。
  7. 焼き上がったタルトが熱いうちに表面にグレーズを塗る。室温に冷めたら切り分けてどうぞ。
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