Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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レモンと卵のチキンスープ


週末、我が家ではピザを作りました。
業務用の天板3枚分・・・当然2人では食べきれませんから翌日のお昼に職場で食べたりする分も込みです。毎回こんなに作らなくてもと思うのですが、いろんな味を楽しむために結局3枚焼くんです(そして、しばらく続けて食べる羽目になる)。
今回はハムとパインのハワイアン、アンチョビやケイパーなどのプッタネスカ、キャラメライズした玉ねぎとオリーブのピサラディエール、以上3種類を作成。ハワイアンは以前生パインで試してみたらすごく美味しくて、それ以来我が家ではレギュラーメニューとなっております。


そんなわけで微妙に残ったピザをどうすべきか、最終日辺りには考ることになります。ピザだけでは食事として寂しい、が、普通のおかずを作ったのでは重すぎる。
そんな時にいいのが炭水化物の入ったスープ。それなりに食べごたえもあるし、思いの外ピザで十分だったとしてもお鍋に入れたまま残してOKなので。最初はミネストローネでも作ろうかと思いましたが、トマトソースを使ったピザにトマト味はいかがなものかと思い却下。そこで登場したのが冷蔵庫の在庫品で作れるこのスープです。


これは料理学校時代に作ったギリシャ風のスープですが、簡単だけどおいしいのです。
材料を見ると「どんな味なんだろう?」と思ってしまいますが、酸味も感じず優しい味。うちではちょうどクリスマスのローストチキンのガラが冷凍庫に入っていたのでそれを使ってスープを取りました(別に忘れてたわけでは・・・ないですよ)。面倒な時は市販のチキンスープを使えばより簡単です。翌日になるとお米が膨らんでおじや風?になりますが、それはまたそれでおいしいものです。

このスープ以来、レモンと卵、お米の組み合わせはギリシャっぽいなあと思うようになりました。
いまだかつて行った事はないのですけどね。




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(たっぷり4人分)

  • チキンスープ:1600cc
  • 鶏胸肉:1枚
  • 米:150cc
  • 卵:3個
  • レモン汁:80cc(大体レモン2個分)
  • 塩・こしょう・ディル:適量
  1. チキンスープを鍋に沸かし、胸肉を加える。肉に火が通るまで15分ほど静かに煮る。あくが出たらその都度取り除く。
  2. 肉に火が通ったら取り出して冷まし、皮を取り除いて手で細かく裂いておく。
  3. スープに洗った米を加え、柔らかくなるまで煮る。
  4. 米に火が通ったら鶏肉を加える。
  5. ボウルに卵を割りほぐし、ホイッパーでよくときほぐす(少し泡立つくらい)。レモン汁を加え、さらによく混ぜる。
  6. 卵のボウルにスープをお玉1杯分を少しずつ加え、ホイッパーでよく混ぜる(スープは少しずつ加えるので冷まさなくても大丈夫)。最終的にお玉3杯分を加える。
  7. スープでのばした卵液を鍋に戻し、とろみがつくまで少しだけ煮る(入れた時点でとろみがつくので、温める程度でおしまい)。最後に塩・こしょうで味を調える。
  8. 器に盛ったら胡椒をひき、ディルを散らす。
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