チェッカーボードケーキ
市松模様のいかにもアメリカって感じのケーキです。
ただ、今時のおしゃれなお菓子ではなく、50年代っぽいレトロなお菓子にカテゴライズされるんでしょうね。その野暮ったさがまたいいんですが。チェッカーボードケーキ専用の型も売っており、今回もそれを使って焼いてみました。
日本ではスポンジケーキのようなふんわり生地とパウンドケーキのようなどっしり生地がお菓子の主流ですが、アメリカではその中間のようなイエローケーキというのがよく使われます。高級店を除いてその辺のベーカリーではデコレーションケーキももっぱらこの生地なのです。もちろんこれもイエローケーキ生地を使っています。繊細な生地では柔らかすぎてうまく模様が作れないんですよね。普通は3段構えで作るこのお菓子ですが、さすがにボリュームがありすぎるので2段で十分です。表面にチョコをかけたりすると更にアメリカっぽいですが、それはお好みでどうぞ。
- バター:200g
- 砂糖:200g
- 卵:4個
- 牛乳:120cc
- 薄力粉:240g
- ベーキングパウダー:小さじ2
ココア生地用
- ココア:大さじ6
- 砂糖:大さじ3
- 牛乳:大さじ4
- ヌテラなど好みのスプレッド:適量
- 直径21cmの丸型2つは薄くバターを塗り、粉をまぶして冷やしておく。
- バターをホイッパーで白っぽくなるまで泡立てる。そこに砂糖を加え、全体がふんわりとするまで更に泡立てる。
- 卵を1個ずつ加え、その都度分離しないようよく泡立てる。
- 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて別容器にふるっておく。
- 泡立てたバターに粉の1/3、牛乳の1/2、粉の1/3、牛乳の1/2、粉の1/3、の順で加え、その都度よく混ぜる。
- 生地の半量を取り分け、そこにココア・砂糖・牛乳を加えてココア生地を作る。
- 大きな丸口金を付けた絞り袋にそれぞれの生地を入れ、1段目は白→黒→白、2段目は黒→白→黒の順に型に絞り入れる。
- 180度のオーブンで20〜25分、真ん中に竹串を刺してみて何もついてこなかったら焼き上がり。
- 生地がそれぞれ完全に冷めたら、中央の膨らんだところを水平になるよう切り落とし、ヌテラなど好みのスプレッドを塗る。