鳥獣五画
1月も終わりに近づいてしまいましたが、おひさしぶりです。
運動会だ~、発表会だ~、年末年始だ~、と気ぜわしく過ごしているうちにブログの更新もなかなか出来なくなっていました。子どもが近くにいる時はデジタルツールは使わないようにしているので物理的に難しいというのもありますが、最近は料理の写真を撮るのも一苦労。カメラを持ち出すと「わたしも撮りたい~!」と2歳&4歳児の撮影会が始まるからです。ブログでも始めるんでしょうか?
そんなわけで子どもまみれの秋~冬だったわけですが、そんな私のストレス解消に(?)お皿を買いました。すべて柄の違う動物模様の六寸皿。和皿ではありますが、デザインはこの人。
デザートからおかずまで使いやすいサイズです。長女は新しい皿を買うということに納得がいかないらしく、「なんでお皿あるのに買うの~?」と微妙な反応ではありましたが、ばんばん使っていこうと思っています。が、うっかり割っちゃったらかなりの痛手なので、この皿だけは私が洗おうと思っております・・・(年末に夫が皿洗い中に別の皿を1枚破損するという前科有りなので)。
実家の片づけをしていた時、かなりの量の食器を処分しました。そして、年末には自宅の食器もちょっと見直しました。どうにも使いづらかった引き出物のお皿を処分。1セットだけですが、これだけでもだいぶ気持ちが変わります。好きなものだけを手元に置いて暮らしたいと思う人は多いでしょうが、ちょこちょこ棚卸が必要だと思いました。
明日は長女の5歳の誕生日。
大雪が降ったあの日から5年も経つんだなと思います。
リクエストはカタツムリのケーキとピンクのスープ。どうやって作るべきか。
カンパーニュ・梅酵母
暑くなったり涼しくなったり、扇風機をいつしまうか悩むところです。
娘の幼稚園も来月の運動会の練習真っ盛り。走ったりダンスを踊ったり、練習も楽しくやっているようです。今時珍しくお昼を挟んで午後までのんびり続く運動会なので、お弁当を作るミッションもあり・・・。準備をする親はちょっと大変ですが、娘の思い出になればと思っています。
それはさておき、ようやく梅酵母でパンを焼いてみました!
梅シロップを作った時の実なので毎度おなじみ廃物利用ですが、これがかなりしっかりした酵母です。
見てみれば6月の記事!2か月以上酵母液のままで冷蔵庫に放置されていたわけです。
この酵母液に粉を加えて3回ほどかけつぎして中種を作ったのですが、モコモコ膨らんで本当に元気。前のりんご酵母とは全く違う感触です。りんご酵母はどうしてもフラットな感じに仕上がってしまったのですが、梅は高さのあるパンが焼けます。
いつものようにロッヂのスキレットで鍋焼きしたのですが、真ん中でミシミシっとクープも割れてくれました。クープが広がるだけではなく、内部のクラムに押し上げられてクラストが割れてくれるとすごく嬉しいんです(これはもう自己満足の世界ですが)。前に作ったゆず酵母もそれなりにいい仕上がりと書きましたが、もうちょっと進化できたかもしれません。
まあ、家族的にはいつものカンパーニュだとしか思わないみたいなので、いいんです、おいしければ(笑)。
クリームスコーン
先日もスコーンのことを書きましたが、今回もスコーンです。
夏の名残なのか、9月なのに暑い日が続いていてパンを焼く気もあまり起きません。手作りパンはカビが生えるのも早いし、冷凍庫は買いだめしたお肉でパンパン。なので朝ごはん用にスコーンやソーダブレッド、休みの日はパンケーキを焼いたりしています。
スコーンと言っても種類は様々、バターがたっぷり入るリッチなタイプから粉が主体の素朴なものまで千差万別です。
先日作ってみたのは生クリームでまとめるスコーン。バターは一切入りません。時々生クリームが値引きになっていると目的もなく買うことがあります。ほんの少し卵焼きに入れたり、肉料理のコクだしに使ったりと、あればちょこちょこ使います。そしてちょこっと残る生クリーム・・・。そんなちょこっとクリームを使ってスコーンを作りました。
イメージはここのお店のスコーン。
ハワイに行ったことはないので、私の勝手なイメージです。
アメリカのスコーンにドロップスコーンというものがあります。生地が緩めでスプーンで天板にぽとっと落として焼き上げるスコーンです。話などから察するに、きっとそんな感じなんだろうなと思って手持ちのレシピを適当に調整して焼いてみました。
焼き上がりはしっとりふんわり。ザクッとした食感を求める人とは方向性が違いますが、うちの家族はやっぱりこういうのが好きです。これは珍しく夫が絶賛してくれました。
レシピは続きで。
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オーストラリアのスコーン
先日の台風、私の住む町には結局上陸せずに終わりました。
規模の大きな台風だったので被害の状況がニュースで報道されていますが、被害にあった方々が一日も早く元の生活に戻れるよう願っています。
ずっと作ってみたかったレシピの一つを先日ようやく作ってみることができました。
親戚のイギリス人のレシピなのですが、ずっとオーストラリアに住んでいたのでこれはオーストラリアのスコーン(?)です。行ったことはない国ですが、イギリスの影響の強い場所ですのでアメリカのお菓子風スコーンとはまた違うタイプなんでしょう。
レシピだけ見ると粉に対してバターや牛乳の量が少なく、なんと水(!)が結構入ります。経済的には嬉しいですが、美味しいのかなとちょっと不安・・・。
あとは、型に入れて焼くというのもちょっと変わってます。焼き上がりは当然くっつきますが、アメリカのスコーンでも放射状に切れ目を入れてそのまま焼き上げるタイプもあります。オオカミの口は開きませんが、しっとり焼き上がって私はむしろそっちの方が好きです。スコーンのような粉っぽいお菓子は男性はあまり好みませんが、しっとりタイプだと食べてくれる人も多いです(我が夫もこのタイプ)。
で、肝心の結果ですが、おいしかった~!です。
ブルーベリーを入れたのも良かったですが、まず生地が好きな感じ。しっとり・ざくっとしていて子どもたちも喜んでいました。生地はかなりべたつくので打ち粉をしっかりして生地をなるべく触らず、ラフに成型するだけです。ここさえきちんとできれば成功したも同然です。私はスコーンに甘さは必要ないのでオリジナルそのままで作りましたが、甘いのが好きな人は打ち粉と一緒に表面にグラニュー糖をまぶすといいみたいです。
レシピは続きで。
続きを読むバターミルク・オート・ブレッド
ウロウロとしている台風のせいでずーっと悪い天気。
我が家のすぐ近くに球場があり、昨日は夏祭りの最終日の花火が打ちあがりました。1000発の花火と銘打っていたのでちょっと楽しみにしていました。我が家は昭和の古いビルですが、寝室から間近に花火が見えるのです。お風呂上りにベッドに転がって花火大会が見られるのがいいところです。
が、いざ始まってみると花火はほとんど雲の中。インターバルもあるので最初は喜んでいた娘たちもだんだん飽き加減に・・・。せっかくの花火でしたが、子どもたちはさっさとベッドに入って寝てしまいました。
台風の蒸し暑さは人間には嫌なものですが、パンにはいい感じに働くようで夏休み中もせっせとパンを焼きました。ベーシックな食パンもいいのですが、私はやっぱりちょっとひねりを加えたレシピが好きです。夫はやめてくれ~と思ってる節もありますが・・・。
このパンは水分にたっぷりのバターミルクが入ります。このおかげでしっとり柔らかい生地に仕上がります。バターミルクはパウダー状のものが富沢商店さんなどで手に入るようですが、私はヨーグルトと牛乳を併せて使います。こだわって作ってみるのも楽しいですが、日々の暮らしのパンなら手に入りにくい材料は使いたくないので。
オートミールをパンに加えるのも大好きです。香ばしい良い香りともっちりとした食感が好きなので、レシピになくてもざざっとスプーンで適当に加えることも多いです。 こういうパンは日本では食べたくても売っていないので自分で作るしかないのです。
明日は台風直撃との事で長女の幼稚園はお休み。
外に出られなかったらどうやって過ごそうか、母は悩ましいです。とりあえず、塗り絵を沢山プリントしておきました。あとはお昼にパンケーキパーティでも開催して夕方のEテレタイムまで持っていきたいと思っています。
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続きを読む栗原さんのコーンブレッド
長女の夏休みが終わり、私にも日常(?)が戻ってきました。
今日は蒸し暑い中スイカ割りをしたそうですが、日が沈むと夜風は肌寒いくらい。虫の音も相まって季節も秋に移行してるんだなと感じます。これで昼間どこからかふんわり金木犀の香りが漂って来たら秋到来確定です。
少し前に安売りになっていたコーングリッツをまとめ買いしたのですが、ジップロックに入れてフリーザーに入れてすっかり忘れていました。ちょっと残った食材を加工して冷凍保存→安心して忘れる、そんな事があるのでフリーザーの棚卸はたまにやらなきゃいけないなあと反省です。
大昔、初めて作ったコーンブレッドはこれ(↓)だったのですが、見かけなくなりました。それと同時にコーンミールも見かけなくなり、どうしたのかな?と不思議に思ったものです。公式HPを見ても既にコーンブレッドのミックスは作っていないようです。パッケージにある「no mess baking」のとおり、付属のビニール袋に材料を全て入れ、手でもんで紙箱に流し入れて焼く、というものだったような気がします。確か、パッケージの紙箱がそのまま型になったはずで、何とも合理的な商品だこと!と感心したのを覚えています。
あと、アメリカのスーパーでやたら安売りしているこちらも懐かしい商品です。小箱ですが、どこでも99セントくらいだったように思います。
つらつらとコーンブレッドの思い出を書いてしまいましたが、栗原はるみさんの雑誌を図書館で借りたらどーんとコーンブレッドが載ってました。それを見たら久しぶりに焼きたくなって冷凍庫のコーングリッツのことを思い出したわけです。
アメリカではチリなどと一緒に食べることの多いコーンブレッドですが、我が家では朝のパンのポジションです。チリの時はごはんと一緒のことが多いです、やっぱり日本人なので。
そして、普段はブラウニーのように角型で焼くのですが、栗原さんはパウンド型で焼いていました。これも何だか新鮮。形が変わるとそれだけで違う印象になるのが面白いです。味の方も甘さが感じられ、おやつのような感じでした。我が家は特に次女の方が気に入ったようで、モリモリ食べてくれました。
そんなわけで今回はレシピは割愛です。
スイカのシャーベット
すっかりブログからごぶさたしておりました。
毎日何をしていたか?そう、2歳&4歳の幼児の相手です。
長女のリクエストに応えて私が描くプリキュアの絵もとうとう歴代コンプリートしてしまいました。5時台に起床するうちの子どもたち、9時には暑さ&蚊に襲われながらの外遊びにお付き合いさせられます・・・。
で、本日ようやく夏休み最終日です。何というか、学生時代に定期テストが終わったかのような嬉しさ。長かった~。
そんなわけでしばらくネットからも離れていたわけですが、写真ファイルも溜まってきてしまいました。夏の記録としてぼちぼちこちらに書いていこうと思っています。
夏休みのある日、夫の上司からスイカ狩りのお土産として丸1個を頂いたことがありました。子どものころそれほどスイカが好きではなかった私ですが、これを機にネットでスイカについてちょこっと調べてみました。
どうやら切ってしまうと甘さは徐々に失われていくようなので、大仕事ではありましたが頂いた日の夜中に全部ばらしてしまいました。半分は生食、1/4はスムージー用に冷凍、そして最後の1/4でシャーベットを作ってみました。
夫と二人暮らしの時は買っても小玉スイカくらいだったので、シャーベットを作ったのはこれが初めてでした。これはアメリカのカントリーフェアでもらったレシピでいつか試してみたいと思っていたもの。作ってみるととても簡単なものですが、思いがけないいい機会でした。
あと気になっているのは、スイカにウォッカのビンを刺して一晩冷やしておくというもの。これは自宅では絶対やらないと思いますが、どんな味なのか一口食べてみたいと憧れています(そんな機会はないと思いますが、誰か作ってくれないかな)。
まだフリーザーに少し残っているシャーベット。暑いうちに食べきらなきゃ。
レシピは続きで。
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