Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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子どもの居場所と幼稚園

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今日は幼稚園のはなし。我が家の子どもたちは二人とも幼稚園児です。

この時期に未就園児がいる方の一番の関心事はやはり幼稚園のことでしょう。どの幼稚園が我が子に合っているのか、そして入園できるのか、そんな不安があると思います。この辺りは首都圏などの一部の幼稚園のような「受験」はありませんが、どこも先着順で入園させてしまうので前夜から並ぶような幼稚園もあります。そんな話を聞くと誰だって不安になってしまいますよね。

うちの子どもたちが通っている幼稚園は本当に普通の幼稚園。普段着の上にスモックを着るだけで持ち物も皆バラバラ。英語や体育などといった特別なプログラムはありません。体操着すらなく、運動会はスモックでやります。降園後やお休みの日も開放していていつでも遊びに行くことができます。朝登園したら鞄を置いて好きな事をしてクラスの集まりの時間まで遊んでいます。最近はやりの自由遊び系というわけでもなく、本当に昔ながらの幼稚園です(費用も昭和で止まっています、ありがたい)。

 

長女の小学校入学に合わせて引っ越しをしてしまう我が家。次女はまだ2年間の幼稚園生活が残っています。今の幼稚園からはバスも来れないので、通うとなると私が毎日車で送迎となってしまいます。引っ越し先からは車で片道20分ほど。通えない事もないけれど、次女の幼稚園送迎がちょっとした生活の足かせになってしまいます。

先日、迷いながらも引っ越し先の近所の幼稚園を次女と一緒に見学しに行ってみました。ここは私の卒園した園でしたが、すっかり様変わりしていました。外遊びは体操や体育の時間となり、英語をはじめとしたプログラムが満載。預かり保育の充実や習い事など親にとっては便利ですが、子どもにとってはどうなんだろうなというのが正直なところでした。

今通っている幼稚園が娘たちのスタンダードなので、転園したらかなりのカルチャーショックになると思います。木登りも泥でのダム作りも禁止なのはつまらなくないのかな。新しい環境に子どもはすぐに慣れるのでしょうが、できれば次女にも昭和的のんびりとした子ども時代を送らせてあげたいのが本音です。

 

少子化の今、各幼稚園とも特色を出そうとしていますが、意外に「昔ながらの普通の幼稚園」というのはないものです。そんな親が多いのか、ここ数年で娘たちの幼稚園も入るのが大変なこととなっています。どこも10月中に願書配布、そして11/1に願書提出です。私もほかの幼稚園の願書を一応もらい、この1か月次女の幼稚園のことを考えていました。そして、出した結論は、やはり2年間私が頑張ろうという事でした。

 

頂いた願書は結局使わない事となりましたが、来年からは家族全員新しい環境でのスタートです。来月は長女の就学時健診、小学生になるのが楽しみでしょうがないようです。

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