ファラフェル
これは何でしょう?
ドーナツホール?たこ焼き?サーターアンダギー?いいえ、ファラフェルです。
ファラフェルはイスラエルの料理でひよこ豆のカレーコロッケのようなもの。とは言っても衣をつけなくても良いのでコロッケよりも格段に簡単です。今回はカレー用にまとめて水煮にしておいた豆を使いましたが、もちろん缶詰でも作れます。
娘たちはこれが大好物なので毎回缶詰の豆なら2缶、数にして40個ほど作ります。本来はピタパンにタブレなどと一緒に詰めてヨーグルトソースをかけて食べるのですが、おいしいけれど正直食べにくいので我が家ではご飯のおかずです。ちなみに娘たちはそのまま、もしくはケチャップをかけて食べるのが好きです。もしもイスラエルの人が見たらどう思うんでしょう・・・?
ファラフェルは料理学校時代、休みの日によく食べに行ったメニューのひとつ。当時も今も特に肉や魚を避けているわけではありませんが、在米中はせっかくなのでVeganで過ごしていました(料理学校の友達は皆Veganだったので)。この記事を書くにあたってふと思い立って調べてみたら懐かしいお店が出てきました。もしもコロラド州ボウルダーへ行くことのあるような方がいらしたらぜひ食べに行ってみてください。私はどうかな?いつかまた行ける日が来るのかな・・・。
Falafel King Mediterranean Cafe, Denver and Boulder, Colorado
そうそう、このファラフェルはつなぎにタヒニという練りごまペーストが入るのですが、なかなか売ってないんですよね。先日コストコに行った時に見つけてちょっと嬉しかったです。日本の練りごまは焙煎してあるのでごまの香りが強いのですが、タヒニは生のごまなので香りは強くありません。味噌と混ぜてごまみそペーストを作り、カンパーニュに塗って食べるとおいしい!
残ったファラフェルは長女の幼稚園のお弁当に入れましたが、周りの子が興味津々だったようです。
いったい何だと思われたのやら。
レシピは続きで。
(40個分)
・ひよこ豆水煮:500g(缶詰2缶分)
・卵:1個
・コーングリッツ:大さじ2
・薄力粉:大さじ2
・塩:小さじ1
・ガーリックパウダー:小さじ1/4
・クミンパウダー:小さじ2
・コリアンダーパウダー:小さじ2
・チリペッパー・黒胡椒:ひとつまみずつ
・パセリ:刻んで大さじ3
・タヒニ:大さじ2
揚げ油:適宜
①ひよこ豆はフードプロセッサーにかけ、ペースト状にする。ない場合はすり鉢などで潰す。
②残りの材料を全て加え、ゴムベラなどでよく混ぜる。写真は生地を作って四角いキャセロールに入れたところ。こうすると均等に40個分に分けるのが簡単。ここまでやって揚げる直前まで冷蔵庫に入れておいても良い。
③小さめのピンポン玉くらいに丸め、高温の油でさっと揚げる。
④お好みのソースで熱々のところを召し上がれ。