酵母スコーン・りんご酵母
ずっと作ってみようと思っていた酵母スコーン。
パンは沢山あるけれど、酵母のお菓子を作っている人は少ない・・・。そして、酵母は同じように作っても不思議と個性が出てくるのが面白い。環境も大いに影響するところで、新築の家などではなかなか上手くいかないことが多いよう。酵母自体も同じ水分量なのにトロトロだったり既にパン生地のようにしっかりしていたり。だからレシピもとても個人的なものになるのだと思います。毎回何か作ろうと思っても、手探りでおいしくなる配合を探っていく作業が必要です。
酵母で作ったスコーンが食べたくてイメージを描いてみる。
全体的にみっしり・ずっしりとして食べごたえが有り、中はしっとりしているもの。こんなものが食べたいな、というところからスタート。バターは相変わらず高いけれど、やっぱりおいしいので使わないわけにはいかない。けれど、酵母のお菓子は元々バターをある程度カットしてもその部分を酵母が補ってくれるのです。
作った生地はラップで包んで2日ほど冷蔵庫へ。寝かせる時間が長いほどふんわりとした食感になります。
スコーンは普段包丁で四角にカットして作ります。丸く抜くと余りが出てしまうし、切り口や生地をなるべく触らない方が上手く膨らむからです。
と、偉そうにいろいろ書きましたが、今回のスコーンはもうちょっと水分を加えた方が好みでした。水分量と焼き時間の調整をもう少ししてみようと思ってます。万人が美味しいと思うものを作ることはできないけど、こうして自分好みのお菓子を追求するのも楽しいです。