Baking Diary

私の作るもの、思うこと

bakingdiary.hatenablog.com

紫キャベツのマリネ

f:id:bakingdiary:20160304163106j:plain

スーパーで紫キャベツがおつとめ品になっていると思わずかごに入れてしまいます。梅の季節に出回る赤紫蘇もそうですが、酢を加えるとぱっときれいなピンク色になるのが実験気分で面白いです。そして、家に帰ったらマリネを作るのがお決まりのコースになっています。

 

料理学校時代、日本と違うと思ったのは色使い。はっとさせられるようなビビッドな色が料理でも好まれます。もちろん家庭料理は日本同様(いや、もっと適当な人も多いかな)、見た目にそれほどこだわらないのが普通ですが。

クラスメイトたちの料理を見ているうちに、私もきれいな色の野菜を組み合わせて料理を作ることが楽しくなっていきました。何を作るかを考えて食材を選ぶのではなく、使いたい食材を先に選んでからそれをどう料理するのか、に変わりました。ピンクを使いたいときはビーツや紫キャベツを選んだものです。

 

酸味のあるマリネは男の人にあまり好まれない料理だと思うのですが、豚の生姜焼きなどの甘辛こってりおかずと組み合わせるととても美味しいです。あと、好みのチーズと一緒にサンドイッチにしてフライパンでさっと焼くグリルドチーズサンドもおすすめです。この日はホタテとほうれん草のドリアと一緒に夕飯にしました。と言っても写真はまだソースをかける前です。

はっきり言ってこういう系統の料理は家族が爆発的に食べてくれることがないので、2回目以降は形を変えて登場させます。おかずというよりもおかずの素って呼ぶ方がいいのかもしれません。レシピは続きで。

  

 

(作りやすい量)

紫キャベツ:1/4個

白ワインビネガー:100cc

キャラウェイシード:小さじ1/4

砂糖:大さじ2

塩:小さじ1/2

 

①紫キャベツはせん切りにする。普通のキャベツに比べると水分が少なくて固いので、出来るだけ薄切りにする。

②小鍋に残りの材料を入れ、ひと煮立ちさせて火を止める。熱いうちに①のキャベツを入れざっと混せてそのまま冷めるまで放置。

③ラップをかけ、重しとして皿を載せてしばらく置いておく。

④水分が上がったらまた混ぜて容器等に移し、冷蔵庫に入れて1週間ほど寝かせる。

 

*冷蔵庫に入れておけば1ヶ月は日持ちします。ザワークラフトよりも酸味が柔らかいので、ホットドッグにはさむのもおすすめです。

じゅのの最近読んだ本