Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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オイルクラストのアップルパイ

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昨日の今日でアップルパイ。

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。キキの年からはもう何周も回ってしまいましたが、とりあえず昨晩は9時にベッドに入ってひたすら寝て・・・。帰りの幼稚園バスの中で爆睡して潰れた饅頭のようになっている娘の顔を見たら「まあいいか」と思えるようになっていました。

 

気持ちが浮ついている時はどこか不注意になってるらしく、果物を入れているかごを見てみればりんごがかなり危険な状態になっていました。とりあえず皮をむいて危険な部分を取り除き、火を通すことにしました。大きめに切って蜂蜜と砂糖でさっと煮ておけば何かに使えます。そのまま食べてもいいですし、カレーに入れたりしてもおいしいです。でも、我が家の場合、こういうものは何かに使う前に無くなるのが常なのですが・・・。

 

りんごを冷ましている間、猛烈にアップルパイが食べたくなりました。アップルパイそのものというより、りんごとスパイスの絡み合った甘くて懐かしい匂いをかぎたくなりました。アメリカンアップルパイは生のりんごを使うことが多いのですが、今回は火を通したりんごを使いました。パイクラストはバターなしで手軽に作れる吉川文子さんのレシピ。今回はあっさり目にりんごを煮たので、もしタルトタタン風に濃厚に楽しみたい場合はこっちの方がおすすめかも。

 

 

りんごには予め火を通してあるので焼いている間も水分が出ません。なので今回はパイプレートもなしで天板に直接生地を乗せて焼きました。ボトムのサクサク感を長く楽しみたい場合はフィリングを乗せる前にパン粉を薄く広げておくといいです。

沢山のりんごを使ったつもりでも、パイというのは焼き上がってみると意外にフィリングが少なく感じるもの。りんごの季節が終わる前にもう1度くらい焼いてみたいと思っています。アメリカ風に言えば「Mile high apple pie」みたいなやつを。(この言葉で画像検索するとすごいのが色々と・・・二郎系と呼びたくなるパイたち。私は日本的・常識的なパイを焼くつもりです、たぶん。)

 

そんなわけで今回はフィリングだけのレシピです。煮りんごというよりは炒めたりんごというほうが合っているかもしれません。

 (作りやすい量)

りんご:大3個

グラニュー糖:大さじ1

はちみつ:大さじ3

バター:大さじ3

レモン汁:大さじ1

シナモン:小さじ1

ナツメグ:小さじ1/4

カルダモン:小さじ1/8

クローブ:1個

 

①りんごは皮をむいて縦に4つ割りにし、厚さ5ミリ程度のいちょう切りにする。

②フライパンを火にかけてバターを溶かし、りんごを炒める。全体に油が回ったらグラニュー糖を振りかけて焼き付けるように炒める。

③はちみつとスパイスを加え、りんごが透き通るまで中火で炒める。

④全体がしんなりとしたらレモン汁を加えてひと混ぜし、火を止める。

 

*煮りんごといってもジャムにするわけではないので汁気が出ないよう火は強めです。スパイス類はなければ全く入れなくてもそれはそれでおいしい煮りんごになります。

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