ツナとポテトのサラダ・和風味
シソが大好きで大袋で安売りしているととりあえず買ってしまいます。
実家の庭には勝手にワサワサと生えていて、子どもの頃は母に頼まれるとザルを持って収穫(?)していました。すぐに蚊に刺されるのでそれはもう大急ぎで。そんなわけでシソの匂いをかぐと子どもの頃の夏の夕暮れを思い出します。
独特の香りも私は大好きで何にでも入れたくなってしまいます。シソ、茗荷、三つ葉、芹、韮・・・不思議にこういうものは子どもの頃から大好きで、人間の嗜好はそんなに変わらないんだなと思います。
面白いのが在米の日本人の友達は皆シソを育てていること。ふつうスーパーじゃ売ってないし、やっぱり食べたくなるんでしょうね。日本だと地植えの場合勝手に種がこぼれて翌年も生えてきますが、アメリカでは難しいんだそうです。風土との相性なのか、不思議だなと思います。
先日「プレミアムポテト」なるものが安売りされており、興味本位で買ってみました。見た目はアメリカの赤いジャガイモっぽいです。糖度が高く、フライドポテトにおすすめ、と同封の紙に書いてあったのですが、子どもたちががっつきそうな危険な予感がしたのでポテトサラダにすることにしました。
最近はじゃがいもの下処理は皮付きのまま丸ごと蒸すのがマイブーム。時間はかかりますが、全然おいしさが違うし、水っぽくならないんです。蒸し上がったら皮をむき、作っておいた梅ドレッシングに手で割りながら投入。最後に玉ねぎみじん切りとシソをどばっと加えます。熱いうちに大きく混ぜたら冷めるまで放置で出来上がり。いっぷう変わったポテトサラダになりました。プレミアムの名に相応しい甘くてねっとりのじゃがいもでした。レシピは続きで。
(2~3人分)
じゃがいも:2個(400g程度)
ツナ缶(オイル漬け):1缶
青じそ:20枚
しょうゆ:小さじ1/2
梅肉:2個分
玉ねぎ:1/8個
塩・こしょう:少々
①じゃがいもは皮付きのまま丸ごと蒸す。竹串がすっと通るようになっら皿に取り出す。
②じゃがいもを蒸している間に玉ねぎを細かいみじん切りにし、梅肉は種を取って包丁でたたいておく。青じそはせん切りにする。
③ボウルに②の玉ねぎ・梅肉・青じそ・しょうゆ・ツナ缶を合わせてよく混ぜる。味をみて足りなければ塩、こしょうを加える。
④じゃがいもの皮をむき、熱いうちに手でざっくりと一口大に割って③のボウルに加える。大きく混ぜて冷めたら出来上がり。
*写真はこれから最後のひとまぜをするところです。