カレークリームスープ

週の終わりにはスープやシチューを作ることが多いです。

娘のお弁当もないし、沢山作って温め直せばすぐ食事にできるし、ご飯にもパンにもパスタにも合うようなものが理想的です。

料理学校時代、先生の自宅に住んでいたのですが、彼女は授業のない週末には冷蔵庫の整理も兼ねてスープやシチューを作っていました。そして、空っぽになった冷蔵庫には週が明けると沢山の授業用の食材が詰め込まれるのです。

残り野菜とハーブ類を使ったミネストローネ風のものが多かったのですが、先生の手にかかると毎回違った仕上がりになるのが面白かったです。

子供が生まれてからお菓子やパンはともかく、料理に関してはイメージを優先させて適当に作ることが多くなりました。きっちりレシピを見て作る余裕がない、という理由もありますが、頭の中の味のイメージ通りに何となく作れるようになったというのもあると思います。

この間もキャベツ半分が冷蔵庫にあったのでどうやって片付けようかと思ってたのですが、体が温まるようなクリームベースでほんのりカレー味のスープが思い浮かびました。こちらもレシピというほどではないので覚え書きで。材料は全て週末のわが家の冷蔵庫に少しずつ残っていたものです。

キャベツ、玉ねぎ、人参は１．５センチ角に切り、オリーブオイルでしんなりするまで炒める。ひよこ豆の水煮を加えてさらに炒め、カレー粉を加える。香りが立ったらスープをひたひたに加えて煮る。キャベツがとろりと柔らかくなったら生クリームと豆乳を加えて温める。塩・こしょうで味を調え、水溶き片栗粉で緩いとろみをつけて出来上がり。