簡単ガスパチョ
暑い日が続いています。
天気予報によると例年はまだ25℃くらいの宮城県。今日は33℃だそうです。
子どもの頃の思い出は美化されがちですが、こんなに暑かったかなと思うのです。
毎日プールに通って帰りは図書館に寄って、家の中で借りてきた本を読んでいるうちにだんだん薄暗くなって。大抵は夕立の雨音を聞きながらうとうと眠ってしまうのです。
目が覚めるとお腹にバスタオルがかけてあって、母親が夕飯の支度をする気配がしたものです。
そんな日の夕食は大抵お中元で頂いた素麺だったりしたものです。
子どもだったから元気だっただけなのか、気候が変わったのか、私の夏のイメージです。
今の私には昼寝をしてもその間にご飯を作ってくれる人はいないので、頭をひねらねばならないのが悲しいところです。
何もしたくない・・・火も使いたくない・・・。
そんな時にはガスパチョ。
パンを加えてミキサーにかけ、冷たいポタージュ状に仕上げるのが本来の姿なのでしょうが、暑い時にそんな事やってられん!という事で我が家では簡単な方法で作っています。
あとは美味しいソーセージでも焼いてパンと冷たい飲み物と一緒に・・・手抜きの夕食です。
野菜ジュースを買ってきて刻んだ野菜を加えて冷やすだけ、という包丁を使えれば子どもでも作れる簡単さです。
味がなじんだ方がおいしいので、出来れば朝仕込んで夕飯に出すのがお勧めです。
残りごはんなどがあればさっと水洗いしてガスパチョに混ぜると洋風冷やし茶漬け?のようでおいしいです。
(5〜6人分)
- トマト缶(クラッシュタイプ):1缶(800gくらいのもの)
- 野菜ジュース(100%のもの):400cc
- 玉ねぎ:小1個
- きゅうり:1本
- ピーマン:2個
- アボカド:1個
- イタリアンパセリ:刻んで1/4カップくらい
- 香菜:刻んで1/4カップくらい
- にんにく:1かけ
- オリーブオイル:大さじ1
- 塩:小さじ1
- こしょう:少々
- ライム:1個
- 大きなボウルにトマト缶と野菜ジュースを入れる。
- にんにくを除く野菜類は全て5mm程度の大きさに刻み(大きさはお好みで)、①のボウルに加える。
- にんにくはすりおろし、ハーブ類と共にボウルに加える。
- オリーブオイル・塩・こしょうで味を調え、ライムを絞って加える。更に爽やかにしたい場合は緑の皮の部分だけを削って加えても良い。
- よ〜く冷やして召し上がれ。
*野菜ジュースが苦手な場合はトマトジュースでもおいしく作れます。食塩添加のジュースの場合は味見をしながら塩の分量を調節して下さい。