ターキー・ダンプリング
毎日寒い日が続いています。
我が家の窓は朝起きると凍っていて開かない始末。
太平洋に面している町なのでそれほど雪は降らないのですが、やっぱり吹きつける海風のせいでしょうか。
日々のごはんもあんまりキッチンに立たなくても済むものにシフトしつつあります。
去年のクリスマスにターキーを焼いたのですが、肉をこそげとった骨やガラを冷凍していました。毎日ターキーが続くとうんざりしますが、すっかり忘れた頃に食べるとまたおいしいものです。
少し時間のある時にセロリや玉ねぎ、ハーブなどと一緒にクツクツ煮込んでストックをとっておいたので、それを使ってターキー・ダンプリングを作ってみました。
ダンプリングは「すいとん」のようなもの。
おしゃれではないけどほっとする、アメリカ版おふくろの味のような食べものです。
シチューやスープなどの仕上げにポトポトと落として少し煮込むとプクーっと膨らむのが面白いのです。
今回はビスケットに似た生地を使ったので、かなり膨らみます。
なのでちょっと小さいかな?と思うくらいでちょうど良く仕上がります。
今回はターキーを使いましたが、インスタントのチキンストックと鶏肉を使ってもおいしく出来上がります。
(4人分)
シチュー
- バター:大さじ2
- 玉ねぎ:1個
- 小麦粉:大さじ2
- 鶏胸肉(ターキーでも可):1枚
- じゃがいも:3個
- にんじん:2本
- ブロッコリー:1こ
- ターキーストック(チキンブイヨンでも可):5カップ
- レモン汁:1/2個分
- 塩・こしょう:各少々
ダンプリング
- 薄力粉:180g
- ベーキングパウダー:大さじ1/2
- 重曹:小さじ1/2
- 塩:小さじ1/2
- パセリ・セロリの葉などの好みの生ハーブ:大さじ4(みじん切りにして)
- バター:40g
- ヨーグルト:180cc
- まずダンプリングを準備しておく。ボウルに薄力粉〜生ハーブを合わせ、そこに1cm角に切ったバターを加える。
- フォークなどでバターを潰しながら粉にすり混ぜる。サラサラのパン粉状態になったらヨーグルトを加え、ざっと混ぜる。
- ダンプリングはこれで完成。シチューが出来上がるまで冷蔵庫に入れておく。
- シチューを作る。鶏胸肉は皮を取り除いて一口大に切る。じゃがいも・にんじんは皮をむいて1cm程度に切る。玉ねぎはみじん切りにする。ブロッコリーは小房に分け、さっとゆでておく。
- 鍋にバターを入れて火にかけ、玉ねぎを加えて透明になるまで炒める。そこに鶏肉、にんじん、じゃがいもの順に具を加え、弱めの中火でしんなりするまで炒める。
- 全体がしんなりしたら小麦粉を加えて弱火に落とし、焦げないように粉気がなくなるまでさらに炒める。
- ターキーストック(チキンブイヨン)を少しずつ加え、沸騰したら蓋をして弱火に落として10分ほど煮る。
- 野菜類に火が通ったらゴルフボール大のダンプリングをスプーンで落とし入れる。再度蓋をして20分ほど煮る。
- 最後に下ゆでしておいたブロッコリーとレモン汁を加え、塩こしょうで味を調えたら出来上がり。
*ダンプリングは置いておくとグズグズになってしまうので、食べる分だけを加えて煮てください。
*余ったダンプリングはゴルフボール大にさっと丸めて180度のオーブンで12〜3分焼くと塩味のアメリカンビスケットになります。