Baking Diary

私の作るもの、思うこと

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アイリッシュ・ソーダブレッド


クリスマスに向けて仕事でバタバタとしていたらあっという間に12月も半ばです。
仕事柄、自分のクリスマスは後回しになってしまうのですが、やっぱりこの時だけのおいしい料理を楽しみたい。鶏の丸焼きが日本のクリスマスのごちそうのイメージですが、アメリカはどうなんでしょうね?ターキーは11月の感謝祭で食べてしまうし、やっぱりホリデーハムかなあと思うのです。
感謝祭の関係のない我が家は今年のクリスマスはターキーの予定。欲張って5キロのものをオーダーしたのですが、解凍するところからひと仕事になりそうです。お正月まで工夫しつつ食べ続けているような予感がします・・・。


と、ここまで書いてみたところで、今回は前置きは全然関係ないアイリッシュソーダブレッドです。
明日から仕事、朝食用のパンもストックがないし・・・という日曜の夜に我が家ではよく作る食べものです。スコーンと似た作り方ですが、型抜き等の面倒な作業がないので簡単です。大きな丸パンのように焼き上げて、室温に落ち着いたころ厚く切って食べるとしみじみおいしいと思うのです。


ソーダの名の通り、これには重曹が入ります。
そのためにほんのりと生地が黄ばんで、今川焼のような懐かしい風味になります。soapy tasteと言われる独特の味わいですが、なぜ石鹸?と思ってしまいます。
今回は真ん中に少し残っていたクリームチーズを入れて焼き上げました。これもまたおいしいのでお勧めです。



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(直径20cmひとつ分)

  • 薄力粉:250g
  • 砂糖:25g
  • ベーキングパウダー:大さじ1/2
  • 重曹:小さじ1/2
  • 塩:小さじ1/2
  • ヨーグルト:180cc
  • 溶かしバター:30g
  • 卵:1個
  1. 卵は溶いて半量は表面に塗るために取り分けておく。
  2. 大きなボウルに薄力粉・砂糖・塩・ベーキングパウダー・重曹・塩を合わせてふるっておく。
  3. 別の容器にヨーグルトと溶かしバター、1の半量の卵を合わせてよく混ぜておく。
  4. 粉のボウルの中央をへこませ、3の液体を一気に注ぐ。周りの粉を崩すようにしてへらで大きく混ぜ、打ち粉をふったこね台に取り出す。生地がひとまとめになるように優しく5回ほどこねる。パンのようにこねる必要はなく、全体がまとまれば良い。
  5. オーブンシートを敷いた天板に移し、表面に1cm程度の深さに×の切り込みを入れる。残しておいたつや出し用の卵を表面に塗る。
  6. 200度で10分、その後190度に落として20分ほど焼く。裏側を叩いてみて空洞のような音がしたら焼き上がり。焼き上がりは崩れやすいので室温になってからスライスして下さい。


*本場ではレーズンが入るのでお好みで加えて下さい。我が家ではダメな人間が一人いるので入れませんでした。

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