中華風夏野菜の煮込み
梅雨真っ盛りです。
その割に雨はあまり降らないんですよね。降ってもさっとだったり夜のうちに止んでしまったり。ニュースなどで見ていると九州のあたりはすごい雨のようですが、東北は今年はそんなでもないのかなと思います。
農家の人の事を考えると雨がないからいいなんて呑気な事は言ってられませんよね。四季がある国ですし、この時期特有の空気と雨の音を感じながら家事や仕事に打ち込むのは集中できてよいと思うのです。
お店に夏野菜がどんどん並ぶようになり、窓から暑い空気が流れ込むようになるとよく作るのは夏野菜の煮込みです。ラタトゥイユなどは定番ですが、ごはんと一緒だと微妙・・・な時も。平日は毎日お弁当を作るためにごはんを炊く事が多いので、それに合うような献立を考えます。あんまりごはん献立から乖離しすぎるようなおかずだと合わせるのがなかなか難しいので、うちではそういうのは週末のお楽しみです。
同じ夏野菜の煮込みでも中華料理の「ホェ・チェ・ズ」というものだとごはんにもぴったり。出来たての熱いものでも冷たくしたものでもどちらでもおいしいのはラタトゥイユと同じ。ただ、こちらは醤油などが入っている分、ごはんと一緒に食べてもおいしいのです。
メインのおかずを決めて、後はどうしようかな〜と悩んだ時にも便利です。
(4人分)
- じゃがいも:2個
- なす:4本
- トマト:3個
- 玉ねぎ:1個
- ピーマン:4個
- 菜種油:大さじ2
調味料
- 酒:大さじ1
- 砂糖:小さじ1
- 塩:小さじ1/2
- 醤油:大さじ2
- 水:大さじ3
- 顆粒ガラスープ:ひとつまみ
- じゃがいもは皮をむき、食べやすい大きさに切って固めに下ゆでしておく。
- トマト、玉ねぎはくし切りにし、茄子とピーマンは少し大きめの乱切りにする。
- 鍋に菜種油を熱し、最初に玉ねぎと茄子を加えてざっと炒める。次にじゃがいもを加え、最後にピーマンを加える。
- 全体に油がなじんだら順に調味料を加え、最後にトマトを加える。
- 落とし蓋をして5分ほど強火でさっと煮込んだら出来上がり。
*この料理は夏野菜の煮込みですが、ラタトゥイユのようにクタクタに煮込むわけではありません。トマトやナスの形がきちんと残っているような仕上がりなので、火を止めた後余熱で味をしみ込ませるような感じです。