蜃気楼ベーカリー

昨日は１年ぶりの販売会でした。
一昨日出来たばかりの小さな店を借り切っての自分のベーカリー。
大きな通りから１本入ったところにひっそりとオープンしていました。
沢山のお客様に来て頂き、予定時刻の１時間前には完売。作り手としてはどのくらいの量を作るのか、これが一番の悩みの種ではあるのですが・・・。今日の朝やおやつタイムには様々な場所で私の作ったお菓子やベーグルを食べて下さってる人がいるのかと思うと、嬉しくも不思議な気持ちがします。
本当にありがとうございます。

私の作るお菓子やパンは全て一から作ります。
家庭では当たり前の事が、仕事となるとそうではない場合も多いのです。
ひとりで製造から梱包まで行うので数をこなすのは難しくどうしても限界があるのですが、沢山の予約と温かい言葉に次も頑張ろう！と毎回励まされています。

イベントの前は普段の仕事ももちろんあるので激烈な忙しさになります。
朝５時起きで夜中まで仕事をします。最後の生地をオーブンに入れても振り向けば梱包を待っている商品たちが見えます。顔が見えないＷｅｂの仕事だけだったとしたらうんざりしてしまうような状況でも、明日実際にお客様に会えるんだと思うから頑張れるんでしょう。

来月、またこの蜃気楼のようなベーカリーはオープンします。
今はメニューを考えている一番楽しい時期。また１日だけのお店にお付き合いくださいね。

↑押していただけると励みになります。