シーフードスープ
今朝、仕事の準備をしていたらインターホンが鳴りました。
話の主は引っ越し業者さんで、今日はアパートメントの同じ棟の人が引っ越していくそうです。駐車場に大型トラックが入るのでそのお知らせでした。去年の今頃は私も引越し準備に追われていて、右も左も分からないこの町に引っ越してきたのでした。うっかり水道の開栓手続きをしておらず、段ボールの山の中でキャンプのような一夜を過ごしましたっけ。あれからもうすぐ一年経つんだな〜と引っ越しトラックを見ながら思います。
一年経ってもまだまだ知らない事の方が多いこの町ですが、魚を食べる回数は格段に増えたと思います。港町に住んでいると、地元のお店では小ぶりの魚が安く手に入るのです。カニやムール貝、牡蠣などの甲殻類も手ごろな値段なのでよく食卓に上るようになりました。ただ、海のものは天候に左右されるのでお店に行ってみないと何があるか分からないんですよね。あれ作ろう!と思い立ってお店に行っても無駄撃ちに終わる事も多々・・・魚を見て献立が組み立てられるようにならないとダメだな〜と思います。まだまだ道は険しいです。
3月も終わりになりますが、まだまだ寒い日もあり油断なりません。冬タイヤも灯油のヒーターもまだまだ片づけられないようです。東北では4月になっても春は名ばかりなので、明日はお弁当の必要がない日!という時はスープにしてしまう事が多いです。これにクラストのしっかりしたパンがあればそれだけで満足です。残りごはんがあったらさっと水洗いして最後に加え、おじや風にしてもおいしいですよ。
(4人分くらい)
- オリーブオイル:大さじ1
- にんにく:1かけ
- セロリ:1本
- トマト:大1個
- 水:1リットル
- コンソメキューブ:1個
- 鱈などの白身魚:350gくらい
- えび:450gくらい
- イタリアンパセリ・パルメザンチーズ:お好みで
*セロリはフェンネルに代えてもまた違った風味でおいしいです。
- 鍋ににんにくみじん切りとオリーブオイルを入れて火にかけ、ゆっくりと香りを出すようにして炒める。
- セロリは薄切り、トマトは大き目の角切りにする。セロリを鍋に加えてしんなりするまで炒める。さらにトマトを加え、へらで潰しながら炒める。
- 全体がしんなりしたら水とコンソメキューブを加え、蓋をしてひと煮立ちさせる(あくが出たら取り除く)。
- その間にえびの皮をむいて背わたを取る。鱈に皮が付いている場合は取り除いて食べやすい大きさに切る。
- えびと鱈を鍋に加え、5分ほど煮たら塩と胡椒で味を調える。
- 器に盛り付けたらオリーブオイル(分量外)をひとたらしし、お好みでイタリアンパセリやパルメザンチーズを振ってどうぞ。