シナモンロール
とても好きなんだけど、自分で作るとかなりの罪悪感に苛まれる食べもの。
お菓子は全般的にそうですが、私の中での代表選手はシナモンロールです。ブリオッシュのようなリッチな生地に沢山のバターとシナモンシュガーを巻き込んで焼き上げるパン・・・罪悪感に負けてシナモンシュガーとバターをけちるとあんまりおいしくないのです。
そして、重要な事がもうひとつ。
生地を型に詰めて並べて焼く事です。焼き上がりはお互いがくっつくわけですが、これが生地をしっとりと仕上げてくれるというわけです。こうするためには自分で焼かないとダメなので、本当においしいシナモンロールを食べたかったら自分で作るしかないというジレンマ。生地が柔らかくて扱いにくいですが、それを乗り越えただけのおいしさはあると思います。
- 強力粉・塩・砂糖・イーストをボウルに入れ、室温の牛乳と卵を別容器でときほぐしておく。粉のボウルに液体を加えてゴムベラなどで粉気がなくなるまでよく混ぜる。
- 全体が混ざったらこね台に取り出し、バター75gを一口大にちぎったものを生地の上にのせ、弾力が出て表面が滑らかになるまでよくこねる。バターを加えると油分で生地が分裂したようになりますが、こね続けるとなめらかになります。
- こね上がった生地をボウルに入れ、表面にラップをかけて暖かい場所に一時間ほど置いて1次発酵をさせる。2倍くらいに膨らんだら終了。
- 生地を発酵中にシナモンと三温糖を合わせてシナモンシュガーを作っておく。
- 発酵した生地をこね台に取り出し、べたつく時は打ち粉をする(粉は出来るだけ少量)。
- 取り出した生地を27cm×30cmくらいの長方形に伸ばし、表面にバター60gを塗る(巻き終わりになる辺には塗らない)。バターの上にシナモンシュガーをたっぷり散らす。
- 27cmの辺から生地を巻き上げ、巻き終わりを指でしっかり閉じる。
- デンタルフロスか糸で幅3cm、9個に切り分ける。
- 切断面を上にするように20×20cmの型に入れ、こぼれたシナモンシュガーは上にのせる。
- 生地が2倍になるまで暖かい場所で2次発酵を30分ほどする。
- 180度のオーブンで15分ほど焼く。
- 熱々をちぎってどうぞ。